今日のポジションです。白が54を振りました。
スコアは0-4/7Ptで4倍キューブを打っています。
ここでギャモンをとっていっきにマッチ勝ちにしたいところ。
スコアは0-4/7Ptで4倍キューブを打っています。
ここでギャモンをとっていっきにマッチ勝ちにしたいところ。
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XGID=aBBA-BB-BAA-ba-----cd-bbB-:2:-1:1:54:0:4:0:7:10 | ||||
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eXtreme Gammon Version: 2.10
一方、自陣にブロットを残さない方針だと、8/3とカバーしたあと10/6か9/5のどちらかだが、4Pをつくるのに2ぞろが増えるし、メイクする目がバックマンが逃げる6とかぶらないので9/5が勝る。
5を8/3とした後8/4と9/5の比較
難しい。8/4は4Pを5と6でダイレクトカバーできるものの、6はバックマンを逃がす目と重なっている。しかし細かく6がらみの目を検討すると、64以外は特に悪くない。まっすぐクローズアウトとエスケープの二兎を追い、ギャモンを目指せると思う。 8/4 8/3
主な候補は4通り
A 8/3,10/6
B 8/3, 9/5
C 8/3, 8/4
D 9/4, 8/4
AとBを比較するとAがはっきり優ります。Bだとバックマンを逃げ出す6と10/4とスロットする6が重複してよくないです。
CとDを比較するとDの方が勝ちの高いポイントを作っています。しかし、黒がダンスしたときのカバー目の多さでCが優ります。クローズアウトしてギャモン勝ちすることが最優先なので総合的にCが優ります。
AとCの比較が難しいです。
Aを支持
・13Pにブロットがある(クローズアウトできなくても2枚目をヒットすれば十分ギャモン勝ちできる)
・相手のボードも4Pボードと強い
・9,10Pにブロットがある(ヒットされたとき痛い)
Cを支持
・キューブを渡している
・ギャモンを取りたいスコア
・バックマンが2枚(逃がしきるのが大変なのでクローズアウトしたい)
だいたい同じくらいになってしまいました。これ以上の解析は僕にはできないので、XGの解析を見てみます
1. XG Roller++ 8/4 8/3 eq:+0.969
Player: 61.20% (G:37.24% B:0.40%)
Opponent: 38.80% (G:14.88% B:1.72%)
2. XG Roller++ 10/6 8/3 eq:+0.924 (-0.045)
Player: 60.97% (G:35.24% B:0.41%)
Opponent: 39.03% (G:11.86% B:0.89%)
3. XG Roller++ 9/4 8/4 eq:+0.858 (-0.111)
Player: 58.49% (G:34.41% B:0.41%)
Opponent: 41.51% (G:16.86% B:2.15%)
4. XG Roller++ 9/5 8/3 eq:+0.829 (-0.139)
Player: 58.68% (G:32.79% B:0.36%)
Opponent: 41.32% (G:11.53% B:0.80%)
eXtreme Gammon Version: 2.10, MET: Kazaross XG2
45点差で8/4,8/3が優ります。難しい。。
局面を少しいじると評価が結構変わります(4Plyで評価)
センターキューブ→Aが大差(233点)でよい
マネーゲーム →Cが僅差(22点)でよい
13Pのブロットを隠す(20Pから13Pに1枚移動)
→Cが大差(101点)でよい
クイズで出されたならまだしも、実戦で正確に判断することは難しいと思います。しかし8/4,8/3を候補手として挙げること、どんな要因がどちらを支持しているか把握すること、はできなければいけませんでした。
以上。