つれづれギャモン日記

バックギャモンに関する日記です。面白いポジションや大会、例会の結果などを徒然と書いていきます。

2Away-NAwayのテイクライン

2013-12-12 21:06:51 | キューブアクション
今回はスコアを逆にして2Away-NAwayの2倍キューブのテイクラインについてお勉強します。自分が2Away側で相手からキューブが来た場合を考えます。またギャモン率は互いに0%とします。
NAway-2Awayのときと同様にテイクラインのグラフを調べてみました。横軸がNを意味し、縦軸がテイクライン「%」です


2Away-NAwayの2倍キューブのテイクライン



さて今回のグラフはNAway側がキューブを受ける時よりもかなり特徴的です。
1. Nが9以上の場合ではテイクラインが振動しながら全体的に緩やかに大きくなる
2. N=5の場合はテイクラインが極めて小さい
3. N=3の場合はテイクラインが大きい
4. N=4の場合はテイクラインが少し小さい
5. 6<=N<=9の範囲でテイクラインが下がっている
6. Nが10を超えるとグラフがギザギザする。Nが偶数のときのほうが奇数のときよりテイクしやすい

1番目は直感どおりです。スコアで勝っているほど通常はパスしやすくなるので、Nが増えるとテイクラインは大きくなります。
2番目も納得がいきます。パスすると2Away-4Awayスコアになるのでそれを避けるためにテイクしたいです。
3番目、2Away-3Awayスコアはトレイラーからキューブが打ちやすいことはよく知られています。しかし理由を説明するのは結構難しいです。テイクして負けると2Away-1Awayになるのが嫌だから、と僕は考えています。
4番目は意外と知られてないです。2Away-4Awayはギャモン負けがある状況ではものすごくパスしやすいのですが、ギャモンが全くないと逆にテイクしやすいです。2Away-3Awayのときにパスしやすいことと併せて考えると、2Away-2Awayのスコアに誘導することがリーダーにとって重要なのかもしれません。しかしその理由はよくわかりません。
5番目、よくわかりません。スコア差が開くほど通常テイクしにくくなりますが、逆の現象が起きています。
6番目、NAway側が受けるときにもグラフがギザギザになりました。そしてその理由はトレイラーはNの値を偶数に誘導し続けてぴったりマッチ勝ちしたいから、と僕は考えました。しかし2Away側が受けるときもNが偶数のときにテイクしやすいということは、リーダーもNの値を偶数に誘導したい、ということになり矛盾します。しばらくの間かなり頭を悩ませ、マッチテーブルを生成する際に生じたエラーなのではないか、とも思いましたが、とうとう理由がわかりました。どうやら僕の考えが最初から誤っていたようです(ごめんなさい)。どうしてテイクラインのグラフがギザギザに変動するのか、(お詫びとして)次回に述べたいと思います。

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