キャスター・リポーター事務所・オフィスケイアール・・・みんなのブログ^^

KRのキャスター・リポーター・DJの面々が、日々のことを毎日・・書き込みを入れる!はずのブログーー;

富良野塾 閉塾式

2010-04-09 | 中村亮子
このブログの書き込みも大変なご無沙汰となってしまいました
みなさん、こんばんは!中村亮子です。

東京は桜満開
桜吹雪の中にいると歌でも唄いたくなりますね

ピンクの世界(なんか違うニュアンスになるな…)を堪能しておりますが、実はつい先日まで北海道は富良野に帰っておりました

北海道はまだモノトーンの世界
木々の黒と、雪の白
殆ど自然界の色はありません

だから東京に帰ってきて、あまりの色の多さ、情報の多さについていけてない状態です
たったの5日間で身も心も、自然児となってしまったよう

26年の歴史に幕を閉じる「富良野塾」
ドラマ『北の国から』の脚本家、倉本聰が主宰するシナリオライターと役者のための養成塾でして、2年間、夏場は農作業、夜は芝居の稽古をし、1期20名ほどの仲間たちと丸太小屋生活をします
『北の国から』の世界を連想していただければ、大方間違いではありません

その富良野塾の閉塾式が4月の頭に行われました
370名近い卒塾生のうち、250名くらいのOBが富良野に帰ってきました
これはすごいことです

まず塾の創成期を芝居にした『谷は眠っていた』という作品を、富良野演劇工場という劇場で観ました
もちろん、全OBが在塾生の時に何らかで携わっている作品ですので、ストーリーも全て頭に入っています
一堂に会したOBだけに向けた特別公演…当時のいろいろな思いが甦ってきます

その観劇後、「帰ってきたOBも翌日の閉塾式で出演してほしい」との話が倉本先生からありました
各期ごとに舞台上にあがり、『走る』シーンをオーディションすると…
芝居に感動していた直後に、雷の走るような衝撃!
こういう、いきなりな提案は先生らしいな~と妙な懐かしさも覚えましたが

卒塾後の塾生は、富良野に残る者あり、上京する者あり、故郷へ帰る者あり…と様々ですが、わたしは東京の劇団に入りずっと役者をしてきた側なので、へんな緊張感をもってしまいました

「これは…落ちるわけにはいかんぞ…」おかしなプレッシャーを勝手に感じてしまう始末

でも、久しぶりの舞台上の感覚、客席を臨む気持ちを味わい、とても楽しく走ることができました

懐かしい同期や先輩・後輩たちと15年ぶりに舞台上に立っている
感動なくしては語れません

結局、稽古は夜の12時過ぎまで行われました
(久しぶりに富良野に帰ってきたのに、このスケジュールって!)

翌日は早朝から、塾の敷地内で「植樹」をしました
ブナ・ハルニレの木

同期が集まり木を植え、この先、この90本以上の木々がどうなっているのだろう、塾はどうなっているのだろう…と考えながら、胸がキュンとしました


その後、演劇工場に向かい、最後の期である25期生の卒塾式、そして閉塾式へと進みました

夜は新富良野プリンスホテルで閉塾式バーティ!
お世話になった農家さんなど、縁のある方が総勢600名以上集まったそうです

1部・2部と進み、その後は二次会で無礼講

わたしは11期だったのですが、おもしろエピソード満載の期でして、個性的な人ばかり
そんなものだから、閉塾式には殆ど来ないだろうな…と思っていましたが、意外や意外、17人中、15人が出席してました(うち4人は在富)
同期の結束力に感動です

翌日は殆どのOBがそれぞれの場所へ帰っていきました
わたしは少し富良野に留まるつもりだったので、富良野駅で旭川空港行きのバスに乗り込むみんなを見送る立場となりました

「あ~一緒の飛行機で帰ればよかった」

この時こそ自分のたてた予定を後悔し、寂しい気持ちになったのは云うまでもありません…
怒涛の忙しさの3日間
この間、ずっとみんなと一緒でした
それがひとり抜け、ふたり抜け、どんどんいなくなっていく

振り返れば懐かしい面々との再会、そしてその興奮も冷めやらぬうちの別れ

閉塾式が終わり、最後特有のお祭り騒ぎのような賑わいをみせていた富良野も、なんだかガランとしてしまったような気がしました

見送る立場はいつでも寂しいものですね
塾生の時、1年一緒に過ごした先輩たちを見送る時のことを思い出しました
その時も、両手をいっぱいに広げて姿がみえなくなるまで送ったっけ




富良野塾の敷地には今でも、いくつもの丸太小屋が点在しています

どの棟にも思い出がいっぱい
ひとりになりたくて、お風呂上がりの真冬、髪と鼻毛を凍らせながら「スタジオ棟」に向かい、広々としたそのスタジオでストレッチをしながら、台詞を練習しながら、そのまま眠りに落ちていました

先生曰く、『これまでの26年間、この静かな谷をさんざん騒がしくしてきた。これからは元の自然に還していく』とのこと
鳥肌がたちました
そして植樹をしたのも合点がいきました

10年後、20年後この谷はどうなっているのでしょう
ゆっくりと時間を経て、朽ち果てていくのでしょうか
長い歴史の中で、そのひと時にすぎない26年間
その2年の月日に自分も身を置けたことは、わたしにとって最高の宝です

18の時に富良野をひとりで旅し、偶然泊まった宿で知り合った方に塾を教えてもらい、一目惚れ
その後、富良野塾生となりました

みんなを見送った夜、その宿に泊まりました
なんだか、原点に返ったような、振り出しに戻ったような…そんな気持ちがしました
富良野塾に入る前のわたし
どんなだっけかな

その頃の自分に恥ずかしくない人生を送っているだろうか?

奇しくも塾の閉塾というきっかけで、立ちどまり、もう一度自分を振り返る良いきっかけとなりました

熱き青春の日々、ずっとずっと大切にしていきたい思い出です


追伸:
長々と日記のように書いてしまいましたが、なにぶんこのような機会がないと日記など書かない性質なので、今回、KRブログの場をお借りして記録を残そうと思い立ちました。ご容赦くださいm(__)mリカさん、ありがとうございます!

トロンショー2008

2007-12-12 | 中村亮子
こんにちは!
ご無沙汰しております中村亮子です(^-^)v
只今、リアルタイムでトロンショーの真っ最中。控え室でリカ社長と蒼井さんたちとおしゃべりを楽しんでいます(もちろん休憩中~)私は今回、物流デモのMCをさせていただいてます。皆さまTRONは更に進化してますよ~
近い未来が楽しみですね♪ではまた!

お久しぶりです!

2007-06-07 | 中村亮子

みなさま、こんばんは!リョウコです
今日も強風でしたね。気をつけないと洗濯物は飛ばされまくりです。
マンションのロビーには風で迷子になった洗濯物たちが誰かに拾われ、持ち主を今か今かと待ち望んでいるかのようです

さて先日、代々木公園ケヤキ並木で行われた「エコライフ・フェア2007」の場内アナウンスをしてきました。
大先輩・松藤さんと京極さんにお会いでき、京極さん美しいなぁ松藤さんさわやかだなぁなんてニヤニヤしていた私ですが、なんと松藤先輩は私を監視にいらしていたという(先日の京極さん日記のリカ社長のコメントより…)驚愕の事実を知り、手遅れだというのにドキドキしている私です。

そして先日、「横浜開港記念バザー」ミニライブのMCをして来ましたが、そこに出演されていたアーティストの方たちが…実にいい!!のです。
もはや普通にファンです。
今では口ずさんでしまうほど
みなさんのライブ中のMCもとっても勉強になりました。自分をプロデュースする力がみなぎっていて、逞しいのです。
まさに自己演出力

イッツコムさんのお仕事では、東急世田谷線・上町駅近くのベトナム・インド・ネパールなどアジア各国のお料理が味わえるお店『亜細亜食堂 サイゴン』のレポートをしてきたのですが、キッチンスタッフはみなさん現地の方々で!ホールスタッフのみなさんはイケメン揃いで!お客さんでいっぱいのお店でした。
ノリノリで生春巻きを巻いていらっしゃったキッチンの方、忘れられません。
撮影の後は、豪勢なお料理を振舞っていただき…ごちそうさまでした。


このレポーターのお仕事でも、沢山の方に教えをいただき感謝感謝の日々です。
それにお応えできるよう…

リョウコ。

 

 


杏の花。

2007-04-11 | 中村亮子
みなさま、お疲れ様です

先日、ず~っとずっと念願だった杏の花を見に、「あんずの里」長野県千曲市(旧・更埴市)に行ってきました。
下車する駅だけ確認して…あとは杏の花をひとめ見られれば大満足な、ちょっとした小旅行気分。
行くと決めたら強行突破。一人旅大好き虫がうずうずしてきます
リュックに荷物を入れ替える時の、あの高揚感がたまらないのです!

そしてそして、杏。
杏好きな私としては、町中にある「あんず」という文字にいちいち反応し、ただ名前だけの「あんずの湯」という普通の温泉らしきところにもそそられてしまう始末。もしかしたらお湯にぷかぷか杏が浮いてるのかも…と妄想しながら

初めて対面した杏の花は、淡いピンク色。ぷくっとした可愛い花でした
周り一面の杏畑の中で私は……
失神してしまいそうなほど嬉しかったのでした

7月には実がなって、「あんずの里」はオレンジ色一色になるそうです

リョウコ。

はじめまして!

2007-04-01 | 中村亮子
KRのみなさん!そしてこのブログをご覧のみなさま。
こんにちは中村亮子です
実は初書き込みの私…あらら

簡単に自己紹介をしますね。KRにお世話になる前、「富良野塾」や「演劇集団キャラメルボックス」という劇団で舞台役者をやっていました。喋る仕事という意味で、大切なことは同じだなぁと思うことや、やはり…映像は違うぜぃと壁にぶち当たったりと…いろいろみなさんにご指導いただいている日々です。ありがとうございます
それにしてもKRのメンバーって、気持ちのいい方ばっかり!

…と今、風に舞って桜の花びらがぷぁっと散っていく景色が窓から見えました桜って咲かないとまだかなぁなんて思いますが、咲いてしまうと急に悲しくなったりしませんか?複雑な心境

先日、TVK「ハマランチョ」の桜とランチのレポートをさせていただきました。
元町公園に“標準木”があって、まだ桜は五分咲きほどでしたが
さわやかに(ほんとか?!)開花のお知らせを

そしてランチは…みなさん、マクロビランチって聞いたことありますか?玄米菜食、体に嬉しいご飯なのです!メインディッシュはセイロに入った蒸し野菜で、色とりどりのお野菜をイタリアの美味し~いオリーブオイルにからめていただくのです。体だけでなく、心まで浄化されそうな…シンプル・イズ・ベストなランチでございました。元町商店街にある、「オリーヴバール」というお店ですOAは、桜が4月2日でマクロビランチが4日だそうです。
どんな感じになってるのでしょうか。不安だけど楽しみ


そしてもう一つ!小田原ケーブルのお仕事で行った、小田原のお隣、鴨宮にある餃子専門店「安安」のお話を。
ここの餃子は皮から手作りで、お店の至る所にご主人の愛情とこだわりがめいっぱい詰まっているお店なんです。だって!ご主人が考案したお店のキャラクターの看板(紙粘土で一晩かけて創ったそう)がまずはお出迎え
しかもTシャツまであるんですそれがまた可愛いんですョ
餃子はホタテ餃子などもあって、私、つい全部食べきってしまいました…
だって…美味しいんだもの。
まず皮は、歯茎にささるくらい(例えとしてどうなんだ)パリッパリあの驚きは、生涯忘れないでしょう。
ご主人のお人柄にも惚れ、レポートが終わってもいろいろ話しかけちゃいました。
やっぱり、何事でもこだわりぬく姿勢ってカッコイイ

…と、ディレクターさんもびっくりな食べっぷりを披露している私ですが、せっかくダイエットしたのだから…もちろん気をつけますよ…リカ社長…

おっと、気づけば誰もが疲れる長文に!!!スミマセン
またお邪魔しまーす。

リョウコ。