不意に

職場の要請で、夕方から夜にかけて外に立っていた。「寒い」という言葉しか出てこないくらいの寒さだった。

不意に、白い粉がパッと降ってきた。何かの演出かと思ったが、それは雪だった。それくらいの寒さの中、外に立っていたんだ。

だが、震災の被災地ではもっと厳しい状況が続いている。今は何も出来ないけど、重いだけは届いてほしいと願う。

とどけ

うまく言い表せないが、漠然とした不安が頭の中で渦巻いている。だが、今朝は青空が広がっていて、冷たい風に冷える体を少し暖めてくれる。

だが、今この暖かさが必要なのは、被災された方々だ。物資が行き渡らない厳しい状況の中、せめて、太陽の光が届くようにと願う。