あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

フーテンの

2015-01-10 22:35:00 | 前に進む
僕はすでに初詣を済ませているけど、母がまだなので近場でどこかへと思い、柴又の帝釈天に向かった。



お参りの後、有名な料理屋さんで鰻をいただいた。昨年1月に成田で食べた鰻はスーパーで売っているような硬いもので残念だったけど、今日はふっくらとした鰻らしい鰻だった。



多少贅沢な昼食だったのでゆっくりと食べていると、店内に獅子舞の方々が入ってこられ、舞を披露してくれた。獅子舞を間近で観るのはいつ以来だろう。確か、以前参加していたイベントが浅草で行われた際に…という記憶があるけど、それが正しい記憶かどうかが結構あいまいになっていて、それはそれで心配だ。



その後獅子舞は各席のお客さんを廻ってくれた。いつもなら食後すぐに店を後にするところだけど、獅子舞が廻ってきてくれるのを待っていた。なんだろう、贅沢な食事がさらに贅沢になった気がした。正月も7日を過ぎてしまうともう正月らしさも薄れてしまうので、こうした華やかなおもてなしは嬉しい。

店を出てしばらく歩いていたら、またおいしいものに誘われた。店先ではお母さんと娘さんと思われるお2人が甘酒などを供していた。食事の直後でなければ「もつ煮っ!」って言っていただろうけど、次にそそられた味噌田楽をいただいた。そう、もつ煮には日本酒だけど、今日は車で来ていたんだ。。



商店街をぶらぶら歩いていたらこんな似顔絵があった。帝釈天と言えば「寅さん」だ。



ここでも何度か書いたことがあるけれど、最近になってようやく寅さんの生き方が羨ましいと思えるようになった。足の向くまま気の向くままトランクを抱え全国を廻るテキ屋の寅さんが、たまにふらっと柴又に帰ってくる。そして、あちこちで恋に落ち、それは実ることがない。恋のくだりは僕のこれまでに重なるところが大きいというのもあるのかな。。

さて、僕自身はこれまで恋をして結ばれるということに縁がなかった。それは待っていれば訪れるものではなく、自ら望まなければ得られない。でも、好きな人が出来てもその先に進むことはない。もしかしたら、自由でいたいという気持ちが強すぎるのだろうか。

寅さんの似顔絵を見ながらそんなことをちょっと考え、そしてすぐに現実に戻った。

さて、今年は恋をすることができるだろうか。いや、恋心を持ち続けることができるだろうか。

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