あしたはきっといい日

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2015-04-09 21:14:42 | 前に進む
先日の沖縄県翁長知事と日本政府のスカ…菅官房長官との話し合いの成果は「粛々と」という言葉を使うことを控えるというくらいだったようだけど、それでも安倍ちゃんの頭の容量が足りなかったのか、「粛々と」という言葉がつい出てしまったようだ。

先日も書いたけど、翁長知事は「粛々と」という言葉を批判することで、その言葉に見え隠れする日本政府の傲慢さを批判しているのだろうけど、彼らはその傲慢さで「唯一の解決策」という言葉を繰り返し、沖縄の抗議の声に手を止めることなく作業を進めさせている。そして、宗主国アメリカからやって来たチーボスたる国防長官に対しても、「万事抜かりはありやせんぜ!」と、子分としての貞順さを見せ、沖縄の声を伝えることもなかったのだろう。

一方、沖縄県側もそうした動きを黙って見ている訳ではなく、次の手を打った。「辺野古基金」を創設し、その基金を用いてアメリカとの交渉などを行うことで、辺野古新基地建設を阻止しよういう取り組みだ。

取り組み自体もこの国においては斬新だと思う。そして、市民だけではなく県内有力企業のトップが共同代表として名を連ねているというところが心強い。また、元外務官僚で沖縄人の佐藤優氏や、昨年亡くなられた俳優の菅原文太さんの奥様も、共同代表を務められるそうだ。

近く県内外からの寄付金を募り始めるその時、少しでもお役に立ちたいと思う。先日は「ふるさと納税」で協力できないかと思っていたけど、この基金の方が直接応援することができる。余裕ができたら双方に協力したい。

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