レース編み思わせる純白の花、この花を有る雑誌で見て、一度本物を見てみたいと思っていたところ、知人から今咲いているから見に来てと知らされて、早速見に行った。午後の8時過ぎである。
秋には赤く熟したつややかな、実がぶら下がる烏瓜。この花は盛夏の頃の日没に咲き始めて、夜るの深まりと共にレース状にあふれるように広がり続け甘やかな香りを放つ純白な幻想的な花です。明け方には嘘のようにしぼんで、やや黄ばんだ小さな玉に変身してしまう不思議な花です。
夜咲いて朝はしぼんでしまうため、この花を知っている人は少ない珍しい花だそうです。こんな花を見ることが出来、ラッキーです。
花見せて夢のけしきや烏瓜 阿波野青畝