山王廃寺跡(放光寺)
群馬県前橋市総社町の山王廃寺跡です。群馬県山王廃寺跡PDFlink
山王廃寺跡ウィキペディアlink
今までに二度ほど訪れています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/2d/1812f473b12b00439ee10ed51d3cbe20.jpg)
上野三碑の内、山上碑を残した放光寺の僧侶・長利がいたところです。
発掘時に放光寺の文字がある瓦が出土しました。
飛鳥時代の遺跡ですから、東国では最も古い時代の寺院であることが分かります。
車は神社の前を西に行った駐輪場に駐めさせていただきました。
駐車場はありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/fb/90adfec3f9578075e458171c6d0f78e5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/f9/eaa492c5381d87bddeb8e781547e732f.jpg)
東西80メートル、奈良県斑鳩の法起寺と共通した配置なのだそうです。
日枝神社には、遺構の石製鴟尾(しび)や心礎などが残されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/6f/a2ed1f9458f54ea9bb6638c6c2149065.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/39/6d5ca075345fa03a412e6a3da0c293d2.jpg)
塔心礎
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/26/eb184447b4038e56354cc9872a11d2ac.jpg)
山王神社には、いろいろな石仏が祀られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/e6/cd932ac5df6df68283e488d57f78fa5a.jpg)
おそらく養蚕神と思います。
手に持つ枝の葉が、緑色に塗られていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/13/ef0fadc439cae6229f79412c52ebcae3.jpg)
向かって左には霊符神、右は秋葉権現の文字が彫られています。
他にも大日如来、不動明王、庚申、日枝神社に因み猿の石像などが祀られていました。
知られていませんが、鴟尾は近在の民家にもあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b8/367c7ec8bc13b60f83f70657ac4f368f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/e2/dc1e058b5dba27a4610938ba0309b935.jpg)
民家ですから、場所は明らかにしませんが、こちらの方が良い姿をしています。
近在の方に案内していただき、ここにもあることを知りました。
今はコロナのため閉館していますが、前橋市総社歴史資料館には、山王廃寺の出土品などが展示されています。
前橋市総社歴史資料館 link
山ノ上碑
放光寺にいた長利が、天武天皇10年(681年)に母の黒売刀自(くろめとじ)のために墓誌を建てました。
その墓碑が山ノ上碑です。
山ノ上碑ウィキペディアlink
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/56/b0b89f1e276df823fd0f342bd512a021.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/02/bcdf20864f4286f7e4bceebddf0ceece.jpg)
『辛巳歳集月[かのとみ(しんし)としじゅうがつ]三日に記す。佐野三家[さののみやけ]を定め賜える健守命[たけもりのみこと]の孫の黒売刀自[くろめとじ]、此れ新川臣[にいかわのおみ]の児の斯多々弥足尼[したたみのすくね]の孫の大児臣[おおごのおみ]に娶[とつ]ぎて生める児の長利僧[ちょうりのほうし]が、母の為に記し定むる文也。 放光寺[ほうこうじ]僧』(上野三碑ホームページより)
漢字を使用し、日本語の語順出書かれた最古の石碑です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/23/814a216decc162e14cf84563e51bbab4.jpg)
この古墳が長利の父と母・黒売刀自の墓とされているようです。
三古碑の他の二ヵ所も見学に行きました。上野三碑link
群馬県前橋市総社町の山王廃寺跡です。群馬県山王廃寺跡PDFlink
山王廃寺跡ウィキペディアlink
今までに二度ほど訪れています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/2d/1812f473b12b00439ee10ed51d3cbe20.jpg)
上野三碑の内、山上碑を残した放光寺の僧侶・長利がいたところです。
発掘時に放光寺の文字がある瓦が出土しました。
飛鳥時代の遺跡ですから、東国では最も古い時代の寺院であることが分かります。
車は神社の前を西に行った駐輪場に駐めさせていただきました。
駐車場はありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/fb/90adfec3f9578075e458171c6d0f78e5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/f9/eaa492c5381d87bddeb8e781547e732f.jpg)
東西80メートル、奈良県斑鳩の法起寺と共通した配置なのだそうです。
日枝神社には、遺構の石製鴟尾(しび)や心礎などが残されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/6f/a2ed1f9458f54ea9bb6638c6c2149065.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/39/6d5ca075345fa03a412e6a3da0c293d2.jpg)
塔心礎
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/26/eb184447b4038e56354cc9872a11d2ac.jpg)
山王神社には、いろいろな石仏が祀られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/e6/cd932ac5df6df68283e488d57f78fa5a.jpg)
おそらく養蚕神と思います。
手に持つ枝の葉が、緑色に塗られていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/13/ef0fadc439cae6229f79412c52ebcae3.jpg)
向かって左には霊符神、右は秋葉権現の文字が彫られています。
他にも大日如来、不動明王、庚申、日枝神社に因み猿の石像などが祀られていました。
知られていませんが、鴟尾は近在の民家にもあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b8/367c7ec8bc13b60f83f70657ac4f368f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/e2/dc1e058b5dba27a4610938ba0309b935.jpg)
民家ですから、場所は明らかにしませんが、こちらの方が良い姿をしています。
近在の方に案内していただき、ここにもあることを知りました。
今はコロナのため閉館していますが、前橋市総社歴史資料館には、山王廃寺の出土品などが展示されています。
前橋市総社歴史資料館 link
山ノ上碑
放光寺にいた長利が、天武天皇10年(681年)に母の黒売刀自(くろめとじ)のために墓誌を建てました。
その墓碑が山ノ上碑です。
山ノ上碑ウィキペディアlink
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/56/b0b89f1e276df823fd0f342bd512a021.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/02/bcdf20864f4286f7e4bceebddf0ceece.jpg)
『辛巳歳集月[かのとみ(しんし)としじゅうがつ]三日に記す。佐野三家[さののみやけ]を定め賜える健守命[たけもりのみこと]の孫の黒売刀自[くろめとじ]、此れ新川臣[にいかわのおみ]の児の斯多々弥足尼[したたみのすくね]の孫の大児臣[おおごのおみ]に娶[とつ]ぎて生める児の長利僧[ちょうりのほうし]が、母の為に記し定むる文也。 放光寺[ほうこうじ]僧』(上野三碑ホームページより)
漢字を使用し、日本語の語順出書かれた最古の石碑です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/23/814a216decc162e14cf84563e51bbab4.jpg)
この古墳が長利の父と母・黒売刀自の墓とされているようです。
三古碑の他の二ヵ所も見学に行きました。上野三碑link
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます