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完全終了しました!!
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マリーンズファンは辞めてませんし、辞めませんよ♪

3/144 猫3○ : 早川が壊したものを大松が修復

2009年04月05日 21時15分02秒 | Marines09R-Season


暖かい晴天で週末日曜日だというのに観客が激減していますが、大丈夫ですか?
(そういう私も行っていませんが


試合内容的にはこれまでの2戦と同様、最後の最後まで気が抜けない試合となりましたね。
でも、、、、、、


2 勝 目 ♪




  





2009/04/05(日)vs 埼玉西武ライオンズ千葉マリン(13:00)

チーム得点安打失策
埼玉・猫 0 0 4 0 1 0 0 0 0 5 10 0
千葉・鴎 4 0 1 0 0 0 0 0 1X 6 10 0


第3回戦 2勝1敗0分 | 晴れ 17℃ | 観客数: 24,313人

  審判
  主審:山本隆 一審:丹波 二審:鈴木 三審:秋村

  勝利投手 【鴎】シコースキー (1勝 0敗 0S)
  敗戦投手 【猫】グラマン (0勝 1敗 0S)

  投手=捕手
  【猫】 ワズディン、許、大沼、●グラマン=細川、銀仁朗
  【鴎】 小野、中郷、伊藤、○シコースキー=里崎

  本塁打
  【猫】 中村1号2ラン(3回・小野)
  【鴎】 大松1号2ラン(1回・ワズディン)

  観戦方法
    ちょびっとBS朝日(垣内さん♪)、NACK5(ラジオ)


  


試合内容よりまず先に一言。

 

早川! マジでバット投げるのはやめなさい!

なんとしても打球に当てたいという気持ちだけはわかりますが、それ以上に、怪我をすることがプロ野球選手にとってどれだけ致命的なことであり、選手生命を縮めることになるのか、わかっているはず、とは思うのですが。
故意か偶然なのかはわかりませんが、いずれにしてもまったく許される行為じゃないです。 一度や二度じゃないですしね。




さて、試合に戻りましょう。

1回裏は、見事な攻撃でしたね。
制球がいま一つ定まらないライオンズ先発のワズディンを攻め立て、2アウト1・2塁。 里崎が高めのややボール気味の球を強引に振り抜き、センター赤田の頭上を越えてフェンスにぶちあたる2点タイムリー2ベースで先制
さらに、続く大松が、もう大好物と言わんばかりのインコース低めのボールを完璧に捉えて、ライトスタンド中段に突き刺さる2ランホームラン 
いやあ、見事な先制攻撃でしたね。
ライオンズの先発が初物外国人投手でしたしマリーンズも小野でしたので、チャンスでの先制点は必須ですし、獲れる限り獲っておいてあげたい試合でしたからねぇ。 
昨日の試合を観ていて、今江の3ランホームランで10点に到達した時、思わず「もう打たなくていいから明日の晋吾に取っておいてあげて」とお願いした甲斐があったもんです

これで小野が先発でも、やっと勝ち負けになる試合になると思いましたよ。
(・・・って、どこまで小野に信頼がないんだ、っちゅう話ですね。)



だからこそ、つくづく2回裏の早川のバット投げがねぇ。。。
余計な事をしてしまうものだからボビーが抗議に出ることになり、無駄に5分もかかってしまいましたから、それじゃなくてもリズム感に乏しい小野のリズムがねぇ。 精神面での動揺がピッチングに響きやすそうですし。。。
それでも、3回表2アウト2・3塁のピンチを抑えてくれれば、それこそ「ニュー・サンデー晋吾」誕生か!?、と期待していたのですが。。。。。

初球、中島に右中間ど真ん中にどど~~~んと2点タイムリー2ベース。 
初球、中村にセンターバックスクリーンにどど~~~~んと2ランホームラン。


晋吾は、今年も変わらず(去年のように不安でいっぱいにさせてくれる)晋吾なんだね。



でも、今年のマリーンズ(といってもまだ3試合ですが)が違うところは、追いつかれてもすぐに味方が点を取ってくれることですよ。

同点に追いつかれた3回裏。 大松がフォアボールで出て、サブローがすかさずセンター前にヒットを放ち、1アウト1・3塁のチャンスメイク。 そこで、ウルトラマンメビウス・今江が、高めの球をしっかりととらえてレフトへの犠牲フライ
昨日・今日と、追いつかれたり追いつかれそうになったりしたら、すぐさま打撃陣がチャンスを作り引き離す、っていう形は非常に良いです。 だから、5回表に中郷が同点に追いつかれてしまった時にも、そんなに心配なくラジオを聴くことができましたよ。(このあたりの時間は買い物などで車で出かけていたものでね。)



中郷(3イニング)・伊藤(1イニング2/3(3試合連続登板))・シコースキーがランナーを出しても粘り切り、9回表まで同点のままで粘ってくれました。

9回裏。
先頭打者の福浦が、ライオンズ抑えのグラマンからしぶとくレフト前へ落として出塁。 福浦は4回裏に里崎のレフト前ヒットの時、本塁突入して刺されてアウトになってしまったこともあり、このサヨナラのチャンスで代走・早坂が登場。
結果論かもしれませんが、この代走・早坂が今日の影のヒーローでしょう。

橋本に替って代打で出てきた竹原の打席の時、見事に二盗を決め、さらにグラマンのワイルドピッチで三塁まで進むことができました。
早坂の俊足がグラマンのワイルドピッチを引き出したのかもしれませんね。 俊足でかき回せる選手がいるというのは、特に外国人投手にとっては嫌みたいですし。 そういった意味では、岡田(132→66)が早く1軍昇格してくれないかなぁ、ともこの時思いましたけどね。



結局、早坂が3塁まで進んだこともあり、竹原・井口が満塁策のため敬遠で歩きます。 ノーアウト満塁。 竹原はヒーローになりそこねてしまいました
里崎はセカンドライナーで倒れましたが、その後が昨年の満塁男、そして、今日1打席目で豪快な今季1号ホームランを放った大松ですよ。
この時、私とカミさんはまだ買い物途中の車中でして、NACK5で実況を聴いておりました。
カミさんが、ライオンズが満塁策をとった時に「これは大松まで廻って、大松が決めてくれるよ♪」と予言めいたことをつぶやきます。 (私が「里崎は?」という突っ込みを入れたかどうかは、ご想像にお任せします。) これが当たってしまうんですからねぇ、驚きです。

初球。 またもやインコース低めの球をとらえライトへのライナーを飛ばし、3塁ランナー・早坂がタッチアップから俊足で駆け抜け、
余裕でサヨナラのホームイン




いやいや本当に大松は役者です。 そしてそれを演出した早坂もお見事でした。
サヨナラゲームは良いゲームか、と問われれば、実際にはあまり良いゲームではないのでしょうけど、苦しんだだけに勝った時の喜びはひとしおですね。 満塁で一打サヨナラの場面で打席が回ってくるという大松の強運さ。 今年大松がさらなる大ブレイクを果たしてくれることを大いに予感させてくれます。 






これで、昨年の日本王者・ライオンズに開幕カードで2勝1敗の勝ち越しを決めることができました。




上記の写真は、今年から発刊することになった『Marines Magazine』の第1号ですが、ここに興味深いデータが載っていました。




パ・5球団との徹底解剖という記事の最初に、過去4年間・年度毎の他チームとの対戦成績が出ていたのですが、ライオンズとバファローズに勝ち越ししたシーズンだけ2位になっているんですね。 たった4年だけのデータとはいえ、これは貴重なデータです。 宿敵とも言えるファイターズに勝ち越したり、ドル箱としてきたGイーグルスでの貯金数よりも、この2チームとの対戦成績が年間順位と比例しているのですからね。

そういった意味でも、この開幕3連戦を2勝1敗と勝ち越せたことは大きいです。
ライオンズとの対戦といってもまだ3/24が終っただけで、まだ21試合も残っているわけですが、それでもライオンズに勝ち越したことは幸先の良いこと。

課題も浮き彫り(昨年に引き続き先発投手不安)になってしまいましたが、そんなことはとりあえずさておき、
勝ちが先行したことを素直に喜びましょう








余談ですが、私のカミさんは「Marines Magazine」の表紙(=4月の日程ポスター)の西岡の写真を見て、

フライパンで何かを炒めているみたい


と申しておりました。