コヤマリンスタジアムまで徒歩15分

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マリーンズファンは辞めてませんし、辞めませんよ♪

2/144 猫2○ : 何かが起きるシーズンを暗示する初勝利

2009年04月04日 23時55分01秒 | Marines09R-Season


祝! 2009年マリーンズ初勝利!




栄えある2009年最初の勝利投手は・・・・・・






 





こみやま教授(1勝)♪










2009/04/04(土)vs 埼玉西武ライオンズ 千葉マリン(14:00)



チーム得点安打失策
埼玉・猫 3 0 0 0 1 0 0 1 0 5 9 2
千葉・鴎 0 1 1 0 4 1 0 3 X 10 14 1

第2回戦 1勝1敗0分 | 曇り 17℃ 風6-9m(逆風) | 観客数: 26,819人

  審判
  主審:栄村 一審:橋本 二審:秋村 三審:山本隆

  勝利投手 【鴎】小宮山 (1勝 0敗 0S)
  敗戦投手 【猫】帆足 (0勝 1敗 0S)

  投手=捕手
  【猫】●帆足、許、星野、谷中=細川
  【鴎】小林宏、○小宮山、伊藤、シコースキー、川崎、荻野=里崎
  本塁打
  【猫】G.G.佐藤1号ソロ(8回・川崎)
  【鴎】今江1号3ラン(8回・谷中)

  観戦方法
    千葉マリンスタジアム 3塁側S席にて 1試合目(1勝)







本日、今シーズン初のマリーンズ戦観戦♪ (レギュラーシーズンは、っていう意味ですが。)

天気は、予報ほど良くなくほとんど晴れ間もなし。 しまいにゃ7回くらいから空が厚い雲に覆われてきた上に、冷たい北風が吹きまくり。 相当身震いしながら観戦しておりましたよ。 でも、試合結果はとても心の底から温まる結果だったので、ヨシとしましょうか


本日のスターティングメンバーはこんな感じ。



でも、ライオンズ側は1回表からいきなり5番後藤に代打・石井義が出されましたので、実質的なスタメンはこっちですかね。





先発はマリーンズが小林宏之




ライオンズが帆足。





両投手ともいま一つでしたねぇ。。。

コバヒロは変化球の制球が定まらないのか、フォアボール連発。 いくつかこの時期特有の広いストライクゾーンのおかげなのか三振も奪えましたが、ほとんどがボールの判定をくらってましたね。 被安打は4ながらも、5与四球じゃどうしようもありませんわ。
3塁側からでしたので横のラインでどのあたりに投げられていたのかはわかりませんが、高低だけで判断すれば、かなり低めには球が集まっていたように思います。 ただ、低めというよりも低すぎって感じかなぁ。 風が常時6-9mあったことも影響しているのか、変化球を投げると曲がりすぎて思ったところに投げられない、といった様相。 その結果、フォアボールを連発したり、フォアボールじゃなくてもフルカウントまでファールで粘られたり、ボール先行だったり。
結局、そういう投球をしているので、大事なところで甘く入り、4点も取られちゃうんだよなぁ。。

まあ、打たれてしまったのはしっかりと反省して次に活かしてもらえば良いのですが、今日のコバヒロの何が気に入らないっていったら、降板した後ですよ。

 
うつむきながら降板する小林宏之・・・


降板した後すぐは、まあしょうがないにしても、裏の攻撃で味方が逆転してくれ、さらに追加点を奪って試合を優位に進めているにも関わらず、ベンチの奥の方でほとんど誰とも会話もせず暗い表情を浮かべていてはねぇ。。。 チーム内での立場が違うとはいえ、昨年唐川が打たれまくって降板した後に、ベンチの前でずっと試合を観ていたのとは大違いです。 自分が降板したからって、チームが負けたわけじゃないのですから、いったんシャワーを浴びたりしたら気持ちを切り替えて、せめて試合中は味方の勝利のために声を出して応援するなりして欲しいんですけどねぇ。 今日なんてすぐに逆転してくれたのですし。

この場面はたまたま目についただけかもしれないですが、コバヒロが不調を脱するためにはもう少し考え方を変えないといけないんじゃないのかねぇ、と思った次第。



2番手は、5回表1アウト3塁の場面で登場した、本日の勝利投手・小宮山




103kmhの球で空振りを獲るなど老獪な投球術を披露!
おかわり中村を平凡なサードゴロで打ちとっただけでなく、サード・今江が本塁に送球して中島を本塁で憤死。 一気にピンチを脱してくれました。
「小宮山枠」などとよく言われますが、こういうピッチングを観てしまうと、そんな「枠」なんてものではなく、普通に「必要」な投手になっているんだよなぁ、と思ってしまいましたよ。 まあ、若手・中堅投手がもっとしっかりとしてくれた方が、チームの将来にとってはいいのでしょうが、そういう状態になってないですからねぇ。 
いずれにしても、2009年初勝利&球団最年長勝利投手更新、おめでとうございました。



 

野手陣は、昨日「今年もチームとしての打撃面は期待できるのではないでしょうかね」と書いていたように、本日さっそくその期待に応えてくれましたよ。


コバヒロが初回にいきなり3点を奪われ不利な状況で試合をすることになりましたが、2回裏2アウト3塁から竹原が初球をセンター前に綺麗に運んでくれました!



この1点は大きかったですね、チームにとっても竹原にとっても。
チームにとっては、初回に3点を取られてはいるものの、序盤である程度追いついておけば「まだいける!」って雰囲気になります。 竹原にとっては、昨年いつになったらヒットを打てるの、という状況が長く続いて低迷していたのに、今年は初打席、それも初球をいきなり叩いてのタイムリーヒットですからね。 本人も少し安心したのではないでしょうかね。


さらに3回裏には、井口が三遊間をうまく抜くタイムリーヒットで1点差。
井口はさらに、5回裏にも逆転した後にさらに引き離すタイムリーヒットを打ってくれました。 今日2打点です。



井口をみていると本当にチームプレーに徹してくれている感じがします。
今日の2本のレフトへのタイムリーヒットにしても、8回裏のセカンドライナーにしても、全て1点を獲るためにどのような打球を打てば、そしてどの場所に飛ばせば一番確率が高くなるのかを考えて打っているような感じが伝わってきます(本当かどうかは知らないけど)。 
守備でも安定していますしねぇ。 派手なプレーではなくても、早い打球判断で打球を処理している感じ。 4回表、細川のセカンドゴロで1塁ランナーを無理に深追いせずに止めるだけ止めておいてファーストへ送球して1つアウトを取り、すぐにしっかりと声だし&指差ししてセカンドへ投げるように指示してダブルプレーを成立させました。 ああいうプレーとしっかりした味方への指示は、昨年までの内野陣では観ることができなかったプレーです(もちろん私が観ている限り)。 

西岡がヒーローインタビューで散々井口の名前を出していましたが、井口の影響力は本当に非常に良い意味で出ているようです。
根元などのセカンドのポジションを狙う若い選手とっては、良い手本になると同時に、相当厚くて高い壁になりそうです。



今日のヒーローは、西岡でした。



5回裏、左中間の真ん中を破る2点逆転2ベースは素晴らしかったですね。
相変わらず大振りが目立つ西岡ではありましたが、スライダーをうまくバットに乗せて本当に左中間のちょうど真ん中へ飛ばしてくれましたからねぇ。 これこそ3番打者の打撃です
この逆転タイムリーも素晴らしかったですけど、それ以上に今日の西岡で褒めたいのは、そのあとの井口の打席での三塁への盗塁。



ライオンズの投手が帆足から許に替わったばかりの隙をついて、強肩・細川から三盗を決めてくれました。
上の写真は、西岡がリードをとっている場面を撮ろうとしてずっとカメラを構えていた時に撮影したのですが、ファインダー越しに観ていたら、2塁ベースからなにげな~~~~くするするするっと出てきたと思ったら、そのままいきなり猛ダッシュ! 「盗塁するぞ、するぞ」という雰囲気を全くださずいきなり走りだして、まんまと隙をついたって感じが強く出た盗塁でした。
こういう盗塁ができたら、もっとボビーも盗塁のサインを出してくれるんでしょうけどね。 



今日はさらに8回裏に、今江が豪快にライナー性のあたりで左中間スタンド中段まで運ぶ3ランホームランでダメ押し。



試合途中に、リボンビジョンへのメッセージに、今江の奥さんと御子息のメッセージが出ていましたね。
見事にその期待に応えて、どでかい貴重なホームランを打ってしまうあたり、今江は本当に真面目な野球少年です。


非常に小さいですが。。。


 

なんにしても、開幕2試合目にして2009年の1勝目を挙げることができました。

明日は、小野が先発します。
今日のように常時6~9mの風が吹いていてくれたら一番良いのですが、風にばかり期待していてもしょうがありません。
「サンデー晋吾」と言われたあの頃のように、快投を演じてくれることを期待しましょう!






4月4日の球場めしについては「ラーメン食いたい」をご覧くださいませ。