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臼井琢也の巻

2006-05-28 03:48:52 | Weblog
早いものです。
いよいよ稽古はあと明日一日となりました。
あの台本授与式から1ヶ月。あっという間でした。
楽しい時間は早く過ぎると言いますが、全くもってその通りです。
あまりに早く、そしてあまりに濃密な1ヶ月でした。

感傷に浸るのは終わってからにします。
早速ですが役者紹介にいきます。今回は臼井琢也です。
彼はBQMAPという劇団に所属しています。
僕とBQMAPとの関わりも深く、今まで3回程客演させてもらってます。
「風雲天狗 妖乱」という作品では織田信長の役をやらせていただきました。
信長といったら、歴史上の人物で僕が一番演じてみたかった人物です。
ちなみに今回の座組、信長をやった事のある人間が何と3人もいます(僕と大和と橋本)。
そのオファーが来た時は非常に嬉しかった覚えがあります。
(地毛で髷が結えるよう、1年かけて髪を伸ばしたりもしました)
その位思い入れのある役でしたが、一番からみが多かったのが
その時主役をやってた臼井でした。

けれど臼井との出会いは、その時が初めてではありません。
実は西ノ園が所属する劇団「TEAM 発砲・B・ZIN」の
「センゴクプー」という作品に客演させてもらった時が最初でした。

第一印象は、
「何てうすい(シャレではない)涼しげな顔をしてるんだろう。」
でした。

正直、あまり強い印象は残っていません。
せいぜい、臼井という字が白井という字に似てたので、
「白井君」と呼んでたくらいのプチエピソードしか覚えておりません。
ちなみに今回の彼の役名は「白井」です(ネタバレ)。

それが、何年後かにBQで共演した時には随分印象が変わりました。
主役とかやってるせいか、すごくちゃんとしてました。
芝居への取り組み方も意外な程マジメで、実に真摯な態度で稽古に臨んでいたのです。
彼に対する見方が大きく変わりました。

そして彼は色々と武器を持っています。
彼に限らず、今回様々な武器を持った役者を集めております。
それぞれの見せ場があったりします。
その中でも臼井のあのシーン(ここはネタバレ禁止ポイント)は
実に素晴らしい。

この作品をエンターテイメントとしてのグレードを上げてる要因になってます。
そんな素晴らしいシーンをBQMAPのファンの皆様、そして臼井のファンの皆様、
決して見逃すことのないように!

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