戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

“坂の上の雲“の解説の司馬遼太郎の談話に学ぶ。21/12/09

2009-12-09 15:03:42 | Weblog
昨夜、12月8日大東亜戦争勃発の日らしく、「さまよう兵士達の日の丸」というような番組を見せて貰った。その解説の1部分だったと思うが、司馬遼太郎の談話があった。明治時代の秋山好古の時代が終わってから何時の間にか日本人は思い上がってしまった。
その上、日露戦争に勝っても列強国は日本を認めないばかりか、アジア唯一の先進国として警戒の目を向けるようになり、日本の国防は新たな方向へ向かって行く。
辛うじて勝ったとはいえ、精神だけでは勝てないのを誤った過信により、本当の力と思った所から破滅の道に入って行く日本、そんな意味の事をおっしゃっておられた。
お陰様でもう1度、日露戦争について詳しく勉強した。
大体は知っている事だが、改めて読むと一層感慨深かった。
これからも見る度に学ぶ事が出て来ると思い、楽しみにしている。
強大国に立ち向かう1匹の蟷螂(かまきり)のような物なのに、そう信じたのも他の国を見ていないからだ。
その意味でアメリカやイギリス、フランス、ドイツに留学するのはとても良い事だと思う。
そういう意味で行ける能力のあるお子様を持った親御さんはどんどん留学させて下さい。

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