戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

22/11/22 私の恩師

2010-11-22 18:36:09 | Weblog
 私には人に羨ましがられるような恩師が何人もいます。その全部は一条中学時代の先生です。本日その恩師のおひとりにお会いしました。この会社の近くに住んで居られますが、忙しい私はこの10数年のうち、たったの2回しか伺っておりません。私の一番大事な先生であるというのに・・・その先生と私達中学生は10年しか年が離れていませんでした。まるで友達のように振舞った事もあります。何とも恩知らずな生徒でありました。長じて家で先生の話をすると、母が「お前はいいねえ、お母さんにはそんな先生はいないよ。そんな先生がいるお前は幸せものだ」と呟いていたのを思い出します。先生と奥様はその頃の縁が元で結婚なさいました。いつか先生たちとの事を随筆に書こうと思います。昭和20年代は貧しくとも何もかも良かった。生徒の虐めなどもありませんでした。裕福になってからのほうが悪いと思うのは私だけでしょうか?それとも良かったのは一条中学だけだったのでしょうか?国道を通り、一条中学の脇に行くと、こんな学校ではなかった、昔の面影は全く無い、と思うのは私だけでしょうか?今日お会いした先生の奥様は昔のままでしたが・・・

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