Kyara's Style

日々のつれづれ
      
           思いのままに・・・

ヴィトンを欲しがる・・・94歳

2010-06-05 14:29:53 | 日々の出来事
               

                 梅花ウツギ(一重)




しばらくご無沙汰してしまいました。

5月末の母の退院から、新たなケアマンション入居。
その間に博多への出張等と重なり
毎日何らかの用事で出かけることが多く、
夜には体力が残っていないことも多い毎日でした。


               

                 更紗ウツギ


母は何とか・・・退院いたしました。
家族の目から見ると、「こんな状態で退院していいの??」と思われましたが、
老人病院じゃないため、もっと重病患者のためにベッドを空ける必要があったのでしょう。

退院準備のため、病室に入った私と次女。
次女の下げていたバッグを目ざとく見つけた母は、

 「○○ちゃん、いいバッグ持ってるねぇ~」
  「おばあちゃん、これ欲しいの?」
 「うん、ディサービスに行く時、持って行くといいねぇ~」
  「じゃぁ~、リハビリを頑張って、お家に帰れるようになったらプレゼントするから・・・」
 「嬉しい!!くれるの!じゃぁ~頑張らないとね

かくて、母と次女との約束は成立したようです。

そして母が欲しがったバッグは、
次女が普段使いで使ってる これです。
                  

               

                   若すぎないか~い?





ケアマンションへの入居は、
揃える物、買い足すもの、追加で必要なもの・・・
今月我が家は、お茶漬けで過ごさないとならないほど、
かなりの費用がかかりました。

歳をとるのも、生易しいことではないことを実感しました。
母には「年金で賄えるから心配しないで・・・」と言っていますが、
私たちが高齢者になった時、
娘達が抱える「年老いた親」という荷物が心配です。


日本の福祉は中途半端です。
ささやかな事業にせよ、今まで精一杯の税金を納めてきたけど、
介護の段になると、一つ一つに値段がつき、積み重ねが大きな金額になります。
それでも、家族が疲弊しないためにプロの力が必要です。

あの搾り出して納めた税金は??
出来損ないの福祉国家、見せ掛けの福祉国家、
とてもお寒い限りです。


               

               卯の花



時まさに新しい総理大臣の登場。
「もしかして・・・」 甘い期待をもっていいのでしょうか?
まだ何も行動していない時に、水を差さないのは大人としての「たしなみ」でしょう・・けど。

新総理が高校時代影響を受けた本は、オルダス・ハクスリーの「すばらしき新世界」だといいます。
かなりおませな高校生だったのでしょう。


【こんなことをしていたら世界は滅びるよ・・・。】
そんな反ユートピア小説です。逆説を説いたSF本だけど
本にある怖さを理解して、安心できる方向に導いてくれることを祈りたいものです。


               

                  三連水車のようなティカズラ



               

                   つきぬきニンドウ




母の事から総理まで・・・
今日も意味不明の日記になりました。

まるで今の私の頭の中 そのもののように。。。