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嘘をつかれて納得する人~お見通しさんの場合~

2013-09-27 21:00:00 | 性格を悪くしているエンパスの日々
はい、前回に引き続き、嘘をつかれる事で納得する人々。別名ヤラセさんに関する思案。今回は中高年の女性に多いタイプを2回に分けて2種類御紹介します。

まず、最初に、中高年女性に多い「何でもお見通しタイプ」から!

このタイプは子育て経験か他者の感情を察する事を要求される経験を経ている事が多いのですが、有る程度交流の有る人や自分の子供くらいの人に対してヤラセを要求するのが特徴です。
そして、とにかくパワーと自信に満ち溢れています。

おそらくは、元々エンパス気質の有った人が営業職や子育て経験を経て他者の心を読む力を身につけ、長年それを周辺から称賛される事で揺るぎない自信となり、自己同一性となっているんだと思います。

あるいは、エンパスでない場合でも他者の言動や身なりからデーターを制作し、それを対面した相手に当てはめる事で相手の心を読む事は可能ですから、その的中率が高かった人が周りから称賛される事で自信をつけたんだと思います。

しかし、いくら無自覚エンパスでも的中率が高いと言っても、このタイプの人々の解釈は自分が活躍出来ていた時代で止まっており、実は通用するのは同年代か前後する人々だけなんです。

リアルにエンパスとして一つの年代を理解しようとすると、対面や媒体経由の心の解読だけではなく、当時の資料をひっ繰り返して自分が知りたい年代がどんな子供時代を過ごしたのか?と言う事を発端に、その年代がどう言う社会の中にいたのか?と言う事を知らないと必ず何処かで行き詰るんです。

あ、あえて子供時代を調べるのは、人間にとって最も根本となる思想はおおむね3歳~12歳位までに体験した事柄をたたき台にしていると言う気付きが有ったから。なんですけどね。

それは、実はエンパスと言う能力はその人の過去生を見る能力ではなく、あくまで本人が自覚していない心の声の表層部分を読むだけしか出来ない能力だからなんですよ。

だから、エンパス能力が有っても相手の全部をお見通しなんて事は不可能な訳なんですが、下手げに周辺から称賛された過去が有り、今でも同年代だけにはお見通しが通用するもんだから、自分のお見通しに自信が有る分、通用しない人がいると面白くないんだと思います。

でも、そのお見通しだってただ単に一つの年代を大して調べもせずに自分なりに解釈し、固定化させただけなので、本人のデーターに無い年代に対してはどうしても本人の思い込みや間違った情報が混じります。

何と言うか、例えて言うのならばゴシップ記事やドラマでの役者の演技を真に受けて知っているような気になっている人ですね。

しかし、本人としては自分のエンパス能力や制作したデーターに絶対の自信が有る為、それを当てはめようとしてくる上に、自分のプライドを守る為に無意識下で相手に自分のお見通しは間違っていない。と言う事を実感させるように要求するから「おしつけがましい。」と言う印象になってしまい、ワタリから「ヤラセさん」なんて言われてしまうんですね。

そうですね・・・。ワタリはエンパス能力が有るから違和感が有ると直感的に対応していたりするんですが、こう言う人々はエンパス能力が無い人から見ると、どう返事を返していいんだか解らない事を言う人のように見えると思うんですよね。
しかし、同年代の間ではお見通しが通用していますから、同年代のお友達とかの間では難なく会話を成立させているんです。

そりゃあそうですよね。同年代の間だったら皮膚感覚で全部解っていますからお見通しも有効になりますよ。

で、どうして「どう返事を返していいんだか解らない。」状態になる人がいるのか?と言いますと、こう言うヤラセさんは会話している相手が自分の事を理解していると思っているから。なんですね。

結局の所、人間自分に解る言葉や内容じゃないと理解が出来ないんですよ。
例えば、スピリチュアルに興味のない人に対してスピリチュアル用語を使うと、その単語の意味が理解出来ていませんから、会話を理解するのに行き詰るんです。

それと同じで、こう言うヤラセさんは会話している相手の解らない時代の感覚をそのまま持ち込んでしまうから、聞いている方は「何を言っているのか解らない。」「どう返事を返したらいいのか解らない」と言う印象になってしまうんです。

個人的には非常に惜しいと思いますね。
だって、そんなに相手を察する能力が有るのならば、ほんの少し有りとあらゆる世代を知りたいと望み、実際に勉学に励み、思い込みではない、リアルの情報を得れば、こう言う人は予め揺るぎない自信が有りますからもっと輝けると思うんです。

でも・・・、甘えがそれをさせていませんね。

ああ、そう言えば昔は相手に自分の事を察して欲しいと望む文化だったんですね。
だからきっと、無意識下で自分を察して欲しいと望み、相手にそれを要求してしまうんですね。
でも、自分が察すると言う努力をしていないから、結果的に枠が限られた世代の中でしか活躍出来ないんです。

そうですね、こう言う人の誰でも出来る対処方法と言うのが有るとするのならば、まず話を聞いてやる事が上げられますね。
で・・・・まあ、こっから先がヤラセの世界になるんですが、こう言う人は自分よりも下の世代に称賛される事に飢えているから、「そうなんですか?私はまだ若いから実感が持てないんですよ。」「そう言う時も有ったんですね。本当大変でしたね。」なんて言葉を使うと納得するようです。

で、こう言う人は営業職・・・そうですね、ワタリの経験から言うと、美容関係者に多いんですが、元々人とのつながりの中で商売をする事を重要視しているせいか、商品を売り込もうとする事も有るんです。
で、こう言う人はこれが出てきたら、そう言う時にはいったんその商品を賛美し、「いいなあ。今はまだ若いから貧乏ですけど、これすごい憧れますよね♪」って言って試供品もらって以後は関わらないようにすれば良いかと思います。
ああそうそう、もし「働いているんだから・・。」なんて言われたら、「それが、不景気で働いても働いても食べて行くのがやっとで・・・。」「子供達の為に貯金しているんですよ。やっぱり、子供達には私みたいな思いをさせたくありませんからね。」あるいは「私みたいに立派になって欲しいですからね♪」って言葉が有効ですね。

しかし、どちらにせよこう言う人は賛美される事、賞賛される事に飢えていますから、心が満たされると何かしらの物をよこそうとする事が有るんですよね。
でも、物を渡せば御褒美が来る。なんて下心むき出しの事を普通に発想できる世代だから、それを受け取ってしまうと後々が怖い事になる可能性が高いんです。

まあ、受け取らなかったから何かある。と言う事はないと思いますが、もし受け取っても見事なエンジェルスマイル(笑)で「ありがとうございます。助かります♪」と言うのが一番簡単な方法かと思います。

でも、経験的に言うと極力関わろうとしないのが一番手っ取り早い方法なんですよね。

ただ、対人スキルを上げるのには良い存在なので、もし職場の人だったりお客様だったり、絶対拒絶出来ない立場のヤラセさんと直接関わる事になってしまったら、当事者としてではなく、植物観察でもしてみる気分で接してみると良いかもしれません。

正直残酷なやり方だなと思いますけどね。

本当に植物に水飲ませたら元気になったり、肥料食べさせたらしげしげになると同じで、こう言う人は対面する人間の働きかけではっきりとしたリアクションを示してくるんですよ。

だから、人間だと思わず植物と接していると思えば、多分イライラは減るんじゃないんでしょうか?

まあ、今のワタリは違和感あると心読んでしまうんですが、無自覚だった頃を思い起こしながら考えると、多分エンパスでは無い人はこう言うやり方が一番簡単なんだと思います。


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