元ちゃん見聞録Ⅱ

見た事、聞いた事、体験した事を写真と共にお届けします

吊るし雛

2017-02-25 19:07:46 | 日記

母が良く言っていました「1月は居ぬる(鳥取の方言で居なくなる)」

「2月は逃げる」 「3月は去る」と言ってお正月から3ヶ月はあっという間に過ぎてしまうと

早いものでひな祭りまで1週間を切ってしまいました。

今日は隣の区の天王森泉館で開かれている吊るし雛祭りへ行ってきました。

この建物は製糸場だったものを移築し蛍を見る会、裏山でのタケノコ堀などいろいろな行事に使われています

入り口の梅の木には俳句の短冊がかけられて

中にはビックリするほどの数の吊るし雛

どれもひと針ひと針丹精込めて作られたものでそれぞれには意味があるそうです。

犬はお産が軽いから 羽子板は悪いものを跳ね飛ばす 唐辛子は虫がつかないように

桃は花、葉、種 すべてに薬効があるので延命長寿 フクロウは不苦労に通じる

                                                              

 

近くの和泉川にやってくる野鳥にあやかって鳥も作られていました

 

     あじさい                   ふじ

 

この干し柿も布製です。柿は幸せをかきとるから

天王森泉館は40年前住んでいた団地の近くですので行きはバスを乗り継いで行きましたが

帰りは地下鉄の駅まで30分歩きました。

途中、和泉川の傍にカメラを構えた人が数人いましたので行ってみるとカワセミが来るのを待っているとの事。

私も皆さんとは比べ物にならないコンデジを出して待ちましたが来そうもないので帰ろうとすると一人の方が「夫婦でお揃いに」とストラップをくださいました。

「奥さんが作られたんですか?」と聞くと自分が作ったとの事。カワセミが大好きなそうです。

思いがけないプレゼントにびっくりり。

途中の農家のスタンドで菜の花やフキノトウ 里芋などを買い夕飯の材料にしました。

木蓮がほころび始めていました。