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本はまだ読んでないけど。。。
本の発売と同時に配信された 新しいこっこの歌を聴いたので
感想と勝手な解釈
また
傷だらけの血だらけだ
声も曲自体も 澄んで明るい
けど 何度も何度も聴いて 歌詞が頭に入ってくると
ものすごく痛い歌
「愛について」
...
届かないからこその想いだと
それでもゆくと だからこそ ゆくのだと
...
どんなにいばら這う道もこの足で
返り血浴びて なおも切りつけて
失うものなどない 何もない身体だと
怖くはないと震える手かざして
「絹ずれ」
...
ここじゃだめで どこへ行こうと探してる
ママの着物に踊るさくら色
密かに想うのは自由だろう
きれいだろう
手を下したらもう罪だろう
汚れるだろう
...
この手を握るのはだれだろう いつだろう
今だけ欲しいのはなぜだろう いつからだろう
前作のアルバム「きらきら」を聴いて
歌からにじみ出る母性とこの世のすべてのものに対する慈悲を感じられて
あぁ 強くなったなと思った
想う人は目の前にいなくなっても 守るべきもののある彼女は強く立つことができるのだろうと…
また 手に入らないひとを好きになってしまったんでしょうか
そして 繋ぎかけた手を自ら離してしまったんでしょうか
どうしようもないことってのはある
好きなもんは好き 仕方ない
妥協したり あいまいにしておくことだって 時には必要
けど
きっと 彼女にはそんなことはできないんだろう
もっと器用にずるく生きれば 楽なのに
“密かに想う”というのは きれいかもしれないけど
飛び越えたい自分と抑える自分との間で 心がずたずたに切り刻まれることだってある
簡単なことじゃない
この手を握って欲しい 今だけでもいいから
そう思ってしまうときもあるだろう
未だ欲しいをものを手に入れられない彼女は
これからもどこかへ何を探しにいく まだ旅の途中なのかもしれない
がんばれ