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ことこと愛する日々

『ことことカフェ』@よしだあゆみのつれづれ日記
   kotokotocafeayumi@mail.goo.ne.jp

‘ありがとうコール’後日談

2008-08-06 15:23:55 | 日々のできごと
 先日の、バッテリーがあがってしまったのでJAFを呼んだら担当の人がとても気持ちのいい人だったという話(7月30日の日記「心のバロメーター」)の後日談です。

 その翌日(7月30日)早速、担当してくれた人のJAFのサービスステーションに‘ありがとうコール’をしてみました。
 女性の受付の人が出て、初めは苦情の電話と思ったらしく、恐る恐る・・・といった声。でも最後はとても明るい声で、「ご丁寧にお電話ありがとうございます! 伝えておきます」と、その人も嬉しそうでした。
 いいことした気分!! けっきょく自分のためにしたんだなぁと思いました。このことがまたよい気をめぐらせ、よい出来事を運んでくることがわかっているから。

 じつは、これと同じようなことを、毎日まぐまぐから届くデイリー・マガジン【Ryuzu:リューズ】の発行人・サトウタカシさんが書かれていました。(読み返してみたら、2007年の6月22日のメールでした。)
 車検専門大手チェーンで車検をしたとき、スタッフの人たちの仕事ぶりがとてもよかった。帰り際、店長さんに担当の人がとてもよかったと伝えたら、まるで自分の子どもをほめられた親のような表情で「ありがとうございます!」と何度も頭を下げてきて、いいチームだなぁ、こういう笑顔のなかで仕事に取り組みたいと思った、というエピソードでした。(当該バックナンバーはコチラ

 このエピソードにはかなり心惹かれ、わたしもいつかやってみようと思ったので、ずっと頭の片隅に残っていたのだと思います。あの日はふと、このことを思い出したので、そうだ、電話をしておこうと思い立ったのでした。(読み返してみたら、サトウさんはあとから電話をかけたわけではなかったようですが・・・)

 目の前で起こっていることはすべて自分にとって必要なこと。
 目の前の人の反応や対応は自分自身の心の反映(=鏡)であること。
 改めて言うほどのことではないかもしれないですが、いつもこの2つを心がけることで、いたずらにイライラしたり腹を立てたりすることが減ったと感じています。

 ところで、サトウタカシさんが発行人であるデイリー・マガジン【Ryuzu:リューズ】は、2001年くらいからずっと読ませていただいていました。
 毎日届くサトウさんの詩のような言葉と、「Today's Phrases 」(本などから抜粋した珠玉の言葉たち)は心に響くものが多く、これはまさにいま必要な言葉だ! とシンクロしていることがよくあります。
 書くことで暗中模索をしていた(一番つらかった)時期にもその言葉たちは心に沁みてきて、涙し、咀嚼し、納得しながらいつも励みに読ませていただいていました。
 サトウさんのご活躍の様子や、よりご自分らしい方向へ変化されていく過程なども読ませていただきながら、よい刺激を受け、ずっと励みにさせていただいていたのでした。
 いつかお礼のメールを出そう出そうと思っているうちに7年も経ってしまっていました。
 今回、ブログのなかで【Ryuzu:リューズ】に書かれていたこのエピソードをご紹介したいと思ったので、お礼かたがた初めてメールを差し上げることができました。
 じつは、こちらのほうが大きな意味のある7年越しの‘ありがとうメール’だったのでした!!(これを書いているうちに気づきました!)

 お返事をくださったサトウさんは、【Ryuzu:リューズ】から感じられるお人柄そのままの、真摯でかつ気さくな、言葉を大切にされていることが伝わってくる方でした。

 ●デイリー・マガジン【Ryuzu:リューズ】は↓コチラ
  http://archive.mag2.com/0000018082/index.html 
  マガジンブログはコチラ→http://ryuzu.net/

 ●サトウタカシさんのブログはコチラ↓
  サトウタカシ☆ブログ: http://blog.takashi-sato.com/

 8月のランチ会は26日(火)11:30~14時です

心のバロメーター

2008-07-30 02:27:31 | 日々のできごと
 車のバッテリーがあがってしまったので、きょうJAFを呼びました。
 以前にもJAFを呼んだことがあったのだけれど、名前は会員登録されていないというので、(JAFって1年ごとに更新なんですね。)有料でやってもらうことに。

 30分くらいしたら、JAFのお兄さんがやってきてくれました。
 これがまた、爽やかな、感じのいいお兄さんでした。
 この暑いなか、汗かきながら、テキパキとバッテリー充電をしてくれて。

「バッテリーは新しいのに替えたほうがいいですか?」と尋ねると、
「ぼくの意見を言うと、状態を見たかぎり、完全になくなってしまった状態ではないし、同じ型のバッテリーは手持ちはありますけど、2万3000円くらいするので。今回はこれで充電をして様子を見ていいんじゃないでしょうか」
 と、商売気がないところも◎

「ハイ、これで充電はできましたので、このまま1時間くらい運転するか、ここでエンジンを掛けっぱなしにしておいていただければOKです。これから運転されますか?」と訊かれ、
 運転する予定はないと言うと、「それじゃ、ここなら(屋外駐車場)あまりうるさくないので少しエンジン掛けっぱなしにしても大丈夫ですね。スペアキーはお持ちですか?」
 「あります、あ、家にですけど」
 「それじゃ、万が一盗まれたりしたらいけないので。ここでお待ちしていますので、スペアキーを取りに行っていただいて鍵をかけておいていただければ」
 指示も的確。スペアキーを家まで取りに行って、戻ると、
 「時計も狂っちゃってますので、直しておきますね」
 時計も直してくれました。

 JAFの車の開け放した後ろのドアから、工具類などが所狭しと詰め込まれているのが見えました。(プロの道具を見るのが好きなので覗いてみた)パズルのピースをはめ込んだようにすべての物が整理されて収められていました。どこに何が入っているのか把握していて、すぐに取り出せるようになっているんだろうな。この車がその人の専用車かはわからないけれど、車の中が彼の心の中をあらわしているようにも感じました。

 JAF会員の登録をしたら、4000円まけてくれました。(料金システムはよくわかりませんが・・・)
 お釣りが足りなかったお兄さん、「すみません! 近くのコンビニで両替えしてきます!」とすぐに飛んで行って、戻ってきてくれました。
 とにかく受け答えがまっすぐで、気配りが行き届いていて気持ちがいいのなんの! サービス業だから、これくらいのテキパキした対応は普通なのかもしれないけれど。うだる暑さのなか、爽やかなお兄さんに担当してもらって暑さが吹き飛びました。

 やっぱり人あたりの良さ、感じの良さって大事だよねと思いました。きょうの担当の人はほんとにまっすぐで、仕事が好きなんだろうなぁと感じられました。気持ちのいい人と接すると、気分がシャキッとするものですね。

 領収書に担当の人の名前が印刷されていたので、明日にでもサービスステーションに担当の方がとても感じがよかったと一言電話を入れようと思います。最近は企業も苦情の電話が多くて大変かもしれないけれど、気持ちのよい仕事をしてもらえたときには、担当してくれた人の(その人の株が上がるように)部署や上司に「ありがとうコール」をするのもよいかなと思って。

 わたしも見習って、人とお会いするときには、相手の方が気持ちよく、気分よくなってくださるような時間を過ごせるようにしたいと思いました。

 でも、きょう当たったJAFの人があれだけ感じのよい人だったので、自分の心の状態もかなりよい状態だなとホッとしました。
 たとえばお店の店員さん、タクシーの運転手さんなど、選べない状況で出会う人が感じがいいか悪いかは、その日の心の状態を反映していると思っているんです。
 イライラしていたり、落ち込んでいたり、ぐずぐずしていると必ず感じの悪い人にあたり、余計にイライラさせられたり気分が悪くなったりします。
 感じの悪い人にあたったら、自分の心を見つめます。いま、気持ちがささくれているからこういう人にあたったんだと。冷静に見つめてみると、何かしら必ず思い当たる節が出てきます。

 わたしにとって、その日に出会うサービス業の人は、その日の心のバロメーターです。

スターファイター

2008-07-24 14:34:16 | 日々のできごと
 待ちに待っていた、スターファイター、やっと咲いてくれました。

 ↓きのうの朝に1つ咲き、
 

 今朝もう一つの花(一番上の写真と、↓)が開きました。
 

 でも去年よりも花が小ぶりになっています。
 ほんとは昨年、花びらが散ったあと、すぐにできる子房をつまんで取ってあげないといけなかったようです。子房がふくらんで種子ができてしまうと、球根にまわしてあげたい養分が減ってしまうらしいのです。
 去年それをしてあげなかったのと、新芽が出てから肥料などをきちんとあげなかった(ハイポネックスはあげていたけど油かすや骨粉などをあげなかった)ので、花が小ぶりになってしまったのかな、と。もっと大きな鉢に植え替えてあげたほうがよかったのかな。
 ことしは子房をしっかり摘んで、来年はもっと大きな花を咲かせてあげられるようにしたいです。

 甘い香りも、花が小ぶりになったせいか去年よりやわらかい感じ。
 去年の香りは、ベランダの窓を開けるとふわ~んと鼻腔に飛び込んでくるくらい強烈だったので、ことしの香りのほうが好みといえば好み。

 あと2つ蕾があるので、しばらくのあいだは開花と香りを楽しませてもらえそうです。

 7月のお茶会は今度の日曜日です。27(日)14~16時です

我が家のキャンドルナイト

2008-07-18 02:11:55 | 日々のできごと
 ずいぶん遡っての話になりますが、「アートセラピーの会」のアナウンスを優先していたため、アップを後回しにしていました。

 7月5日の土曜日。キャンドルナイトのイベントはお客様がいらっしゃらなかったので、我が家では夫と2人でキャンドルを灯して……気がつけば撮影会になっていました。

 夫が夕方から自転車で近所に出かけていたので、わたしはキャンドルを灯して部屋の電気を消し、先にキャンドルナイトを楽しんでいた。
 ゆらゆらと揺らめくキャンドルの炎を見ているうちに、これは写真を撮っておかなくちゃという気持ちがうずうずと。カメラを出してきて撮り始めた。

 
 あれ? 自動でストロボがたかれてしまう。
 分厚い取説をめくってみたけど、ストロボをたかないようにするやり方がみつからず……。
 うーん・・・どうすれば?
 しかたなくストロボがたかれるままに、何枚もパシャパシャと。
        
        ↑これは、タイ古式マッサージの会・講師さんの大友さんにいただいた、
         タイ産アロマキャンドル。甘いハーブ系の香りがしました。

 
  ↑わたしが撮ったなかでは一番さまになる写真

 「あれ、暗い!」
 夫が帰ってきた。
 「撮ってんの?」
 「フラッシュがたかれちゃうんだけど」
 撮った画像を見せると、
 「だめじゃん。たかないようにできるでしょ」
 夫は明るい部屋へ移動して、取説を読んでいる様子。
 戻ってきて、いきなりパシャパシャと撮り始めた。ストロボはたかれていない。
  
 「えっ、どうやってるの? どこのボタン?」
 「内緒。教えない」
 
 いろいろな角度から撮り続ける夫。こうなるともう、わたしにはカメラは戻ってこない。
 数枚撮ったら2人で画像を見て、あれこれ言い合う。
 撮らせてもらえないならと、「こっちの角度からも撮ってみて」「縦のバージョンも撮ってみたら」とお願いする。
 「注文多いなぁ」
  

 最後はカーテンを開けて、外の街灯りをバックに写すパターンを撮ったら、とても雰囲気のある写真になった。
 「きれいだね~これいいねぇ」
 と、2人で納得!↓↓
            
 いい写真が撮れたとなったら、彼、
 「それじゃ、行ってくるから」
 今度は、毎週通っているスポーツジムへさっさと行ってしまった。

 キャンドル灯したって、こんなもんですね、結婚14年経つと。

 そのあと、わたしはひとりキャンドルだけが灯ったリビングで炎のゆらぎを見ながら、何を考えるでもなくしばらくソファに横たえていた。
 部屋の灯りを消してキャンドルだけにすると、どうしてこんなにも静かで、時間がゆったりと流れているように感じるのだろう。
 
 よく言われていることだけれど、ろうそくの炎のゆらぎは、人がリラックスしているときのα波や自然界のリズムと同じ「f分の1」というゆらぎだから、癒し効果があるらしい。
 夜風が窓から入ってきて、呼吸も深くなり……夏の夕涼みってほんとうに気持ちがいい。

 夫と一緒に過ごすことももちろん好きだけど、こうして夜にひとり静かな時間をすごすのは、とても好き。ひとりでキャンドルを灯すことも、以前からしょっちゅうしている。
 本音を言うと、環境のためというよりも自分自身のためだ。心を鎮めて、自分のペースや自分自身を取り戻すことができるから。

あきらかに腕の問題

2008-06-22 22:47:02 | 日々のできごと
 我が家で咲き始めた同じユリを、きょうは夫が撮ってくれました。
 きれいです!

 うーん……なんでこんなに違うんでしょう。
 カメラは、少し前に渡辺謙がCMに出ていたキャノンの「EOS 40D」というデジタル一眼レフを使っているんです。まちがいなく腕の問題ですね。

「なんでこんなにきれいに撮れるの? あたしのは何を撮っても暗いんだよねぇ。絞りの問題かなぁ。マニュアルモードで撮ってる?」
「いや、オートだよ。あなたさ、ちゃんとモードとか使ってる?」
「え、モードなんてあったっけ? なにもいじってない。焦点だけ合わせて撮ってた」
「だからだよ、ここに花のマークとか山のマークとかあるでしょ」
「ほんとだ、ここにあったんだ。ぜんぜん気づかなかった」
「絞りとか、以前の問題です。お話にならない……」(呆れ顔)

 いつも暗い写真でごめんなさい。これからはできるだけ夫に撮ってもらうか、ちゃんと取説を見てカメラの勉強もしようと思ってます、ハイ。

           
 さてさて、きょうは『ことことカフェ』@6月のお茶会でした。
 参加してくださった方がお一人でしたので、ふたりでじっくりお話をすることができました。
 おたがいに心の深いところに触れるお話ができたという実感があり、ハートに響く貴重な時間を過ごさせていただきました。ありがとうございます!!
 もう少しくわしいご報告を、近日中に書きたいと思っています。

 おかげさまで大変ありがたいことに、7月のアートセラピーの会へのお申し込みもいただいております。
 まだまだ残席あります。アートセラピーが気になっていらっしゃる方は、この機会にどうぞいらしてくださいね。心からお待ちしております!

2年目のユリたち

2008-06-20 15:56:52 | 日々のできごと
「黄色いのはぜんぶ咲いたよ」
 夫が今朝、ベランダを見て報告してくれました。
 先日から咲き始めたユリたち。今朝もまた2つ、大きな黄色い花を咲かせてくれました。

 所沢の西武球場の隣に「ゆり園」があり、昨年そこで3種類のユリを買ってきました。

 プロ野球好きの我が家。夫が広島出身でコアなカープファンなので、結婚してからわたしもカープファンになり、いまでは選手の応援歌まで歌えるほどのカープファンになっています。
 昨年、西武との交流戦を西武ドームに観戦に行った日、8点くらい負けてしまっていて、夫は「もういいよ、帰ろう」とテンションがた落ち。
 気分転換にと、帰りに立ち寄ってみたのが「ゆり園」でした。


 想像をはるかに超える50種類・40万株のユリが咲き乱れる風景はとても美しく、カープが負けたローな気分を吹き飛ばしてくれたのでした。

 ユリには大きく分けて「すかしゆり(透かし百合)」と「ハイブリット」の2種類があるそうです。
 「すかし」は上向きに咲き、茶碗型で花びらと花びらの間に隙間があり、芳香はほとんどありません。5月下旬から6月下旬にかけて咲きます。
 そのあと6月中旬から7月上旬頃に咲くのがやまゆり系の「ハイブリット」で、下向きに咲き、甘くてかぐわしい芳香があります。

 昨年わが家にやって来たユリは、‘すかし’のセラダとパルディソルと、‘ハイブリット’系のスターファイターの3種類。
 いま咲き始めているのは‘すかし’のセラダとパルディソルです。どちらも鮮やかな黄色で、眺めていると元気になれます。


 昨年は買ってきた株を4鉢に植え替えて花を楽しみ、ほとんど手入れをしないまま冬を越してしまったので、ことしは咲いてくれるのか心配でした。
 花が咲いているうちは痩せている球根も、葉が枯れるまでの期間が長いほど土のなかで太っていくのだそうです。葉が緑のうちに花や葉を切らないように…という注意書きだけを守って見守っていました。
 冬には葉が枯れ、枝まで枯れて折れてしまったのでだいじょうぶかなと思っていたのですが、土の下ではちゃんと球根が育っていてくれたんですね。
 春には新しい芽が出てきて蕾がふくらみ、ことしも花を咲かせてくれたので、なんだかとてもうれしいです。

 ‘ハイブリット’系のスターファイターはまだ蕾のまま。濃いマゼンタピンクに白い縁どりのついた花を咲かせてくれて、甘い香りを漂わせてくれるのを楽しみに待ちたいと思います。

 7月@アートセラピーの会、ご参加をお待ちしています♪

日本の神様カード

2008-05-26 14:25:45 | 日々のできごと
 日本の神様カード、というものを手に入れました。オラクルカードの‘日本の神様’版ですね。これ、とても興味深いのでご紹介します。
 
 オラクルカードをご存知ない方のために……
 オラクルカードというのは、アメリカのドリーン・バーチューという心理学博士がつくったもので、天使や妖精、人魚やイルカなどからのメッセージが記されたカードです。
 「エンジェルオラクルカード」「フェアリ-オラクルカード」「女神のガイダンス」などいろいろな種類があり、4、50枚前後のカード1枚1枚に「夢」「調和」「耳を傾ける」「許し」などの言葉が記されています。
 カードをトランプのように切りながら、「わたしにいま必要なことは?」など質問したいことを念じて、カードを引きます。引いたカードのメッセージは、大切な何かを教えてくれる神託(オラクル)であるとされています。
 占いのような感覚で楽しめるカードです。

 そして最近、オラクルカードの日本版とも言える「日本の神様カード」というのが発売されました。
 1枚1枚のカードには「古事記」に登場する日本の神様――天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)や大国主神(おおくにぬしのかみ)や木花之佐久夜毘売(このはなのさくやひめ)など、ぜんぶで48柱の神様のイラストが描かれています。このイラストがとてもカラフルで味があります。
 解説書にはそれぞれの神様のテーマに沿ったメッセージが記されており、その神様の神話や、お祀りしている代表的な神社を知ることもできます。

 4月24日に購入してから折にふれて神様カードを引いているのですが、48枚もあるのに同じようなカードばかり引いてしまうのです。それは、いま特に必要なメッセージで、意味を受け容れていないと何度も引くことになるようです。また、カードを切っている途中で飛び出したり落ちたカードにも強いメッセージがこめられているとのこと。

 何度も引いているカードが、天宇受売命(あめのうずめのみこと)と菊理媛神(くくりひめのかみ)で、飛び出してくることもあるのでドキッとします。
 菊理媛神のテーマは、
「信じること。仲介する。こちらとあちらの次元の橋渡し」。
                                   
 菊理媛神は、伊耶那岐命(いざなきのみこと)と伊耶那美命(いざなみのみこと)のあいだをとりなした対立を治める仲介者であり、こちらとあちらの世界をつなぐ存在でもあるそうです。
 解説には、「確証を求めることなく信じてごらんなさい」 「亡くなった方のエネルギーを受け取り、新しい道(次元)が開けるでしょう」と書かれています。

 天岩屋戸の前で踊って天照大御神(あまてらすおおみかみ)を誘い出すことに成功した女神、天宇受売命(あめのうずめのみこと)。
                             
 この神様からのメッセージは、「踊りなさい。ただ夢中になるのです。創造性のエネルギーを表現して心から楽しむこと。自分が心から楽しんでいなければ、人を楽しませることはできません。それがあなた自身とつながる道です」。
 うーん、なるほど! と唸ってしまうメッセージばかりなんです。

 そして先日ときのう、立て続けに引いたカードが、天照大御神(あまてらすおおみかみ)。
               
 天照大御神は太陽の化身であり、輝く光そのものと言われています。
「光のあるところには影もできます。影を光に変える必要はなく、ありのままで良いのです。目の前には天に届く階段が続いています。無限の自己に気づき、外に向かって表現していく時がきています。」
 天照大御神が、光のエネルギーで照らしてくれるのだそうです。 
 わーい、なんて力強いメッセージ! 目の前がぱぁっと開けてくる感じ。

 夫にも引いてもらうと、夫は夫で、わたしが一度も引いたことのないカード、国之常立神(くにのとこたちのかみ)を引いていました。
 これにも深いメッセージが込められていました。おもしろいなぁ。


 日本の神様や神話にがぜん興味が出てきました。ちょっと勉強してみたくて、本を読み始めています。
 日本の神様カード、ものすごくパワーをもらえますよ!
 今度、このカードをつかったグループワークも企画してみます。

物と心もつながっている

2008-05-08 09:29:10 | 日々のできごと
 先週の土曜日くらいから、我が家のテレビがおかしくなりはじめた。
 何の前ぶれもなく、バチッ! と音がして映像が真っ暗に→数秒すると元に戻る、という状態が1日に何度か起きるようになった。

 翌日にはさらに頻繁になり、真っ暗になったままの時間も長くなってきた。
「そろそろ寿命かもなぁ」
「突然バチッと切れて、そのまま見られなくなるかもしれないね」
 プロ野球観戦中に突然切れようものなら、夫の機嫌が悪くなることは想像できたので、内心そうならないでほしいなぁと祈っていた。
 わたしはいま日中は、好きなCSチャンネルとDVDで映画を観る以外はほとんどテレビをつけないので、ダメージは少ないのだけれど。夫とプロ野球や民放を楽しむ時間も大事な時間。
 結婚したときからだから13年半もってくれたけれど、そろそろ買い換えどきかもしれないね、と話した。

 6日、新しいテレビを買いに行き、13年テレビのほうを引き取ってもらう手筈をととのえた。

 すると、帰ってくるなり、13年テレビはバチッ!→真っ暗の時間が一気に長くなり、3分くらい待たないと元に戻らなくなってしまった。
「知ってるんだ。あたしたちがテレビ買い換えようとしてて、明日持って行かれちゃうってこと。すねてるのかな」
 急にせつなくなって、テレビに近寄っていって、
「ごめんね。ありがとね、13年半、楽しい時間をいっぱいくれてありがとね」
 と、何度もさすってしまった。
 夫は、わたしの突然の行動に、吹き出していた。

 そして、夜のドラマ「おせん」を2人で見て楽しんだあと、夫が適当にチャンネルをまわし始めたら、ついに……バチッ! 二度と映らなくなってしまった。
「あっ、切れちゃった!?」
「もうダメか……」
 しばらく待っていた夫もあきらめた様子。
「でも、『おせん』のあいだは切れなかったな」
 夫がそう言うので、あ、そうだったね、と気がついた。
 「おせん」はたまたま初めて見たドラマだった。蒼井優が可愛くて上手だし、衣装の着物の柄や色がどれもセンスがよく、話の内容もじーんとしたので、2人で見入ってしまっていた。
 そのあいだは最後の力をふりしぼってがんばってくれたんだなぁと思ったら、またせつなくなった。

 翌7日、新しいテレビがやってくることになっていたので、心をこめて13年テレビを拭いてあげた。
 結婚してから、わたしたち夫婦に楽しい憩いの時間と、笑い声と会話と、ホッとする時間と、ときには逃げる時間までつくってくれたテレビに、ありがとう……とお礼を言ってお別れをした。

 身近な物とは、想像以上に心がつながっているんだなぁと感じた出来事でした。