今日は「オーディオ」
以前にもカートリッジについては紹介しているが、今回また書いたのは
「NAGAOKA製 MMカートリッジ MP-500」
が大変良い音質によみがえったからだ。
MP-500
針先: ラインコンタクト
カンチレバー:ボロン
本体
本体重量は8gだが、シェルヘッドが重いのか総重量はずっしりしている。
アームのバランスウエイトがかなりギリギリになっている。
当時のナガオカ広告
最近は見かけなくなった。
MP-500の本体値段が当時は54,000円であったが今は1.6倍の87,000円ぐらいに値上がりしている。
リード線
オーディオテクニカ製「クワトロ・ハイブリット リード線」を付けてみた。
金クラット、7N-OFC、PCOCC、OFCをバランスよく配合したもの。
結論
前にも書いた「音が激変した」ということで、スピーカーのエージングが大変変わったおかげでアナログ・プレーヤーから出てくる音も当然変わってしまった。
今までは、メインのカートリッジに「オーディオテクニカ AT150ANV」を使っていて大変満足していた。
しかし、音の傾向が中低域は厚く、高域も増したため「ナガオカ MP-500」が大変バランスのよい感じで再生するようになり、音場の奥行きもよく分るようになった。
以前では、MP-500は高域があまり出なく、なにか窮屈な音で楽しくなかった。今はこんなコメントを書いてナガオカに申し訳なかった気持ちだ。
かえって「オーディオテクニカ AT150ANV」の方が、高音が出すぎるのかなとも感じるようになってきている。
5年も前の雑誌analogに評論家の石原 俊さんが書いている。
「クラシックを聴くのによい」と書いてあるが、当時は能力を発揮していない状態で聴いていたのでコメントが理解できなかったが、今は同感で中低域が太い音で出るし、高域もかなり出ているのでオーケストラの重みが出ている。
別にロックをMP-500で聴いてもCDと同じ傾向の音色なので、音のバンランス的にはこれでよいのかとも思う。
オーディオテクニカの場合、高域が出すぎていたかもしれない。パンチはある音質。この点は好みもある。
オーディオはどんどん音が変わっていくので、装置でもソフトでも良くないと思っていてもある時激変して高音質になるのでレヴューなどに惑わされず自分で判断した方がよいね。
では、また。