3月25日(日)にサウンド・ハンターの
「エソテリック SACDプレーヤー比較試聴」に行ってきました。
CDプレーヤーのバージョン・アップがあり、新旧の比較試聴会の予定でしたが、私の場合は高級機2種の比較になりました。
K-01XsとK-03Xsの比較
新品番
K-01Xs (1,600,000円)税抜
K-03Xs (980,000円)税抜
旧品番
K-01X (1,450,000円)税抜
K-03X (900,000円)税抜
ちょっと高いCDプレーヤーですが、どう違ってくるのか勉強のために試聴。
スピーカーは「FOCAL Sopra N2」(1,560,000円)税抜
プリアンプはステラ「CHのL1」(4,100,000円)税抜
パワーアンプはステラ「CHのA1」(4,000,000円)税抜
アンプ関係の、値段が高めなので「エソテリック」のアンプで鳴らしてほしかったかな。
新製品 K-01Xs
改良品は、「s」がついている。
旧製品 K-01X
旧品のディスプレーは「文字がドットになっている」
新しい方のディスプレーは「有機EL」に変更なっていて、滑らかな表示になっている。
VRDS NEOの文字が「金色」に変更。
「表面の縁取り」も変わっているそうです。
性能には、関係ないことです。
K-01Xsに使ってあるターンテーブルは「VRDS-NEO」(VMK-3.5-20S)といって、
最高機種K1 (2,000,000円)に使っている物と同じ。
K-03Xsの方のターンテーブルは、見ると固定しているプレートの厚みなど少し薄い。
でも、一般品よりは頑丈で高級品。
肝心なところは、「最新のD/Aコンバーター」と「専用電源部」だと思う。
半導体に「旭化成エレクトロニクス社の32bit,AK4497」を使用。
K-01Xsは、チャンネルあたり8回路使ってある。(モノーラルDACを2台搭載)
K-03Xsは、チャンネルあたり4回路使ってある。
32bit DACを複数組み合わせて
K-01Xsは、35bit(24bitの2,048倍)になっている。
K-03Xsは、34bit(24bitの1,024倍)になっている。
32bitを超える高解像度でPCM信号をアナログ変換し、Analogに近い繊細な音楽信号を表現している。
解像度がバツグンに良い。
特にK-01Xsは良い。値段が違うだけのことはある。
上記の写真のように中の回路がびっしりである。
左が上部から見た写真。
右が下部から見た写真。
重量31kg(K-01Xsの場合)
音の比較であるが、
圧倒的にK-01Xsが高域の細やかさ、音の輪郭、中低域の厚みがK-03Xsと違ってくる。
クラシックでは、違いが判り難いかなと思っていたが、これが良く違いが分る。
K-01Xsは、ヴァイオリンの弦がいいように滑らかになっている。
こういうのを「聴いてはいけないものを聴いてしまった!」というのかな。
K-01XsとK-03Xsは、値段差 669,600円あるのでこれぐらいは違っていないと困るけどね。
因みに、旧製品も部品のバージョンアップをしてもらえる。
K-01Xより変更 350,000円(税抜)
K-03Xより変更 280,000円 (税抜)
K-01・K-03は2010年に登場。
2014年に第2世代に変更し「X」が型番に付いた。
2018年に第3世代に変更「Xs」となった。
100万円以上するCDプレーヤーが4年おきに変更されても、前の物を購入したオーデイオ・マニアとしては複雑な気持ちになるのは私だけでしょうか。
何かメーカーのコマーシャルみたいなブログになってしまった!
では、また。