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The Beatelsの旧CD「ビートルズ・フォー・セール」を聴いてみた

2024年06月06日 | ロック
今回は「ロック」

The Beatelsの「ビートルズ・フォー・セール」が今年は何かと取り上げられているので何年ぶりかで1987盤CDを聴いてみた。

「ビートルズ・フォー・セール」は、イギリスで1964年12月4日とクリスマス商戦に向けて発売された。急いでアルバムを作ったのでオリジナル曲8とカバー曲6で構成されている。60年も前にこの曲がカバー曲だなんてまったく意識していなかった。それでなくても、ビートルズは不良と言われた時代なのだ。信じられない!!

ジャケット写真の色が少し薄いので安っぽく見える。

1987年の発売当時のCDでは、MONO仕様と聞いてガッカリしたものだ。
ビートルズの現役時代は、STEREO装置が出たばかりでレコードもSTEREOやMONOが混在していてが、やはり最新のSTEREO音源が好まれた。


1987年CDは、AADマスタリングされているので音が素直に聴こえる。
また、今回聴き直してみて、昔はこのアルバムは音が悪いと思い込んでいたが、MONO盤なのに少し広がり感があるように聴こえて少し感動した。
音もクッキリしていて音質が良い。
本当の良い音源を37年も前の装置からはDACが悪く引き出せなかったということだ。


話は余談になるが、
日本盤レコードは、すでにSTEREOで発売されていたので余計にMONOは抵抗があったものだ。
アルバム名も「ビートルズ・フォー・セール」ではなく「ビートルズ′65」になっていたのでこの頃は「ビートルズ・フォー・セール」と言っていたか自分は記憶がない。

(写真は、2004年の紙ジャケットCD)

また、アメリカ・キャピトル盤編集の「ビートルズ’65」が1964年12月15日に出ていたいたので当時は何を買っていいのか子供なりに混乱していた。

曲目は、オリジナルよりカバー曲が2曲少ない変わりシングル盤曲(9番、10番)が入っているので自分的にはこちらの方が良い気がする。


やはり時代的にSTEREOが好まれたのでキャピトル・レコードはMONOを疑似STEREOで入れた。それは良かったが、音に深いエコーをかけたので聴きずらく感じる。
この2004年CDは、STEREOとMONOが入っているがSTEREOの音質も大変良い。
純粋に音楽を聴く、ビートルズの新曲をラジオから聴くにはMONOが良かったのだろうと今は思える。

紙ジャケットCDに帯を作っていたが、作ったことさえ忘れていた。
やはり、帯があるとカッコイイね。
また、機会があったら茶帯でも作ろうかな。

日本盤には、MONO盤でアルバム名が「ビートルズ№5!」なんていうのがあって「ビートルズ’65」と同じジャケットなのに曲目がまったく違う?
現在のようにイギリス・オリジナル仕様で統一されていないので何回も言うが本当に分かりずらかった。


では、また。