A collection of epigrams by 君塚正太

 君塚正太と申します。小説家、哲学者をしています。昨秋に刊行されました。本の題名は、「竜の小太郎 第一話」です。

10月27日(月)のつぶやき

2014年10月28日 01時34分07秒 | 既刊本

多様化する価値観念、例えば文学や芸術を本能の書さと云うことで一括りにしてしまうのは軽率である。文学や芸術は二人の才能の違う人が描いた二つの作品では全く違う場合が多々ある。ここで作品自体の魅力に見る人が引き込まれるのならそれは本能ではなく、描いた人の感受性の所作であろう。


存在理由と云うものをやたら説きたがる人が居るが、そんなものは存在しない。存在理由は意識の為す業で、意識がなければそんなことは意味がない。例えば意識が全くなくなる熟睡時にそんなことを考えている人はいないであろう。また生まれたばかりの意識が薄命な赤ん坊も考えてはいないだろう。

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