A collection of epigrams by 君塚正太

 君塚正太と申します。小説家、哲学者をしています。昨秋に刊行されました。本の題名は、「竜の小太郎 第一話」です。

ボディガード 警護の実態 ストーカー案件

2013年04月17日 23時53分29秒 | 犯罪捜査事例

 なぜかネットを探してもまともな回答がない、ストーカーに対する普通の警護の仕方。

 依頼があった時点で依頼者の精神状況を洗い出し、実体のある実在する人物の仕業なのかを精神医学の手法と経験を用いて調査する。物証がある場合は依頼者の精神ケアと必要によっては女性の場合は男性恐怖症になる場合があるので必要に応じて対応する。この時に最も留意するのは強迫神経症からそれが妄想に発展し、架空の男性を作りだし、架空の恐怖に怯えていないか。他の隊員と協議(その最中でも1人は警護に就ける)し、不明な点を浮き彫りにして検討する。要注意者の特定を行ないつつ、警護をする。その際に留意するべき点として依頼者の家族や友人、知人、会社に対する敵対的行動である。

今回の場合は要注意者は1人にします。普通は依頼後、数時間、遅くても半日で要注意者の身元を割り出すのが普通です。と云うか、私がこれほどの速さを求める理由が分かる人は少ないでしょう。第一に経済的問題。第二に相手に警戒されると終るからです。で、第二の問題の説明をします。少なくとも日本は法治国家です。ですので、法的に解決するのが望ましい。相手を割り出したら証拠を集めて要注意者の家に訪問。勿論、相手の在宅している時間は把握します。大抵の相手は驚きますので「あ、失礼します。」と言って相手の手から先に視線を振りつつ、凶器に成るものがない場合は1名が素早く入り即座に台所などの場所を調べて包丁を取り出さないかを警戒する。その後に早々と話し合い。警察を呼びますよ!、と言われても「どうぞ、どうぞ。」と言う。別に玄関を破壊している訳でも何でもないので不法侵入には該当するが最低10分以上侵入していないと逮捕は出来ません。うるさいセールスとかは10分ねばったら即警察に通報もできます。でも、警察官が到着するまで7分ぐらいかかる。そして、交渉をして誓約書に署名と判をさせ、警察署に提出。この時に刑事の対応が悪い場合は法律に詳しいヤクザみたいに怒鳴りつけます。で、終わり。

 

 よく警備会社で何日間も警護するところがありますけど、あれは警護ではありません。用心棒です。長くて2日間しかプロは遣いません。


戦争

2013年04月10日 20時57分02秒 | 回想録

 戦争とはとかく残酷なものだと人々は述べるが、その人々は戦場に行ったことがあるのだろうか? 私が最初にアフガニスタンに従軍した時には子供だろうと容赦なく殺していた。歪んだ笑顔で子供の喉をナイフで切り裂いた。その時の夢は今でも見る。子供は怖い。洗脳されて自爆テロを仕掛けてくるものが多すぎたので精神が崩壊する者もいた。自爆テロの跡には肉片が散らばっていた。無論、食糧がなければ人を殺して食べるなどは日常茶飯事だった。これが現実である。