窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

雪の無い海岸線へ

2022-01-29 17:15:14 | エゾジカの四季
12月、根室地方の積雪はすくなかった。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ 雪の無い海岸線へ ★
 
野付半島に入り込んでくるエゾジカは多くなかった。1月に入り、爆弾低気圧
通過した時に雪が大量に降った。
 
 
しかも湿った雪。ふわふわだった雪が締まる。歩きにくくなる。その後に降
った雪は締まった雪面の上を走り、吹き溜まる。
 
 
森に棲むエゾジカには苦節の季節。脚で雪を掘り起こせない。歩くのも大変。
木の皮を齧るシカが増えてきた。
 
 
それを眼にしだしてから野付半島のエゾジカの数が増えだした。
海に突き出た半島は風が強く雪が吹き飛ばされ、積雪が少ないのだ。
 
 
10年以上前は1000頭以上のエゾジカが集まっていたことがある。雪はエゾジカを
苦しめる。
 
 
普段は夕方に現れるシカたちは人気が無いと海岸に出てくる。
警戒心の強いメスの群れがゆっくり浜辺の枯れ草を食べている光景に出合った。

 



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