窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

オジロワシ

2021-01-06 17:46:01 | ワシのいる風景

七年前までは1月になるとオジロワシやオオワシの数が200羽近くカウントができ

ました。野付半島沖に産卵に来るコマイを狙って集まっていました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

             ★ オジロワシ ★

湧くように集まるコマイはワシたちにとり大きなプレゼントでした。海岸に集ま

沖合に飛んでいき、コマイを脚で掴み帰ってくる様子は魅力的でした。

そのころまではコマイの定置網が設置されていて、獲れるときは朝から夕方

まで引き上げ船がピストン運転をしていました。

捕れないときは定置網に入っていたカジカやギンポ、アザラシなどが浜に投棄

されたのでワシたちにはありがたい食糧になっていました。

コマイが集まらなくなってきて、定置網が終ると、野付半島に集まるワシたち

激減しました。良く集まっても2、30羽。ぽっちんぽっちんです。

食べるものが手に入る場所へ行ってしまっているんです。

最近は10羽前後、食べ物の切れ目が縁の切れ目。ワシたちもしっかり越冬しな

ければなりません。

久々にオジロワシに合いました。



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3 コメント

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オジロワシの表情 (ひさき)
2021-01-06 20:42:24
表情がわかるほどのオジロワシの写真、迫力がありますね
餌がなくなると来なくなるんですね、彼らも生きるために餌を求めてさすらうのでしょうか

ところで、ちかおさんの庭から新種発見のニュース、すばらしいですね
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オジロワシ (チョウキチ)
2021-01-07 09:09:31
さすが北海道ですね。豪快なワシですね。数が減っている様子、心配です。
私は、見たことはありませんが、琵琶湖にも渡来するそうです。
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数が減っているかどうかは? (小太郎)
2021-01-07 13:02:00
京大にいた頃、ハンミョウをやっていた堀教授が根室地方のハンミョウを採収してくれとしきりに要望してきていました。夏季の環境が牧草しか生えないような気候だからでしょうか。
氷下待ち網漁が始まると増えてきます。
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