毎年、春のシギとチドリの渡りは野付半島の愉しみのひとつだ。なかでも、
キョウジョシギの群れがやって来るのを特に楽しみにしている。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ キョウジョシギ、忍者だね ★
キョウジョシギはシギの夏羽としては異色。単独で見ると鮮やかで派手そうに
見える。が、彼らが好む砂礫や干潟、泥炭干潟に降りると消えてしまう忍者だ。
毎年5月のはじめ数百羽の群れがやって来る。彼らがいったん餌場に降りてし
まうと周りの環境に溶け込み消えてしまう。目を凝らさないと見つけられない。
群れが飛んだ時に探すしかないときがある。