二日前に姿を見たユリカモメ、今日は集団で飛びまわる姿を見つけました。
いよいよ寒帯で繁殖していたカモメがやってきました。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ ユリカモメの群れが姿を見せました ★
黒い頭巾ちゃんを見送ったのが5月でした。あれから5カ月、カムチャッカ半島
で繫殖していたユリカモメが南下してきました。
すでにあの黒頭巾はなくなり、白い頭になっています。白くなるだけで、すご
くかわいい印象になります。
夜明け前から風蓮湖に流れ込む河口の上空を集団で飛びまわっています。オオ
セグロカモメのような大型のカモメに比べるとひょいひょい蝶のような身軽さ
で素早く、速く、変幻自在に飛びまわります。
満潮に向かい川の流れが川上に向かうのを狙い、入ってくる小魚を追い求め、
群が移動してきます。くるくる回りながら右に左に、上下に海面をかすめ、魚
を追い求めてきます。
ときどき、「ギュゥーィ」と渋みのある地味だけどよく透る声を上げます。連携
して情報を流して、行動しているようです。
彼らの移動は素早く、見る間に近寄り、遠ざかって行きます。エサを捕るのも
時間との勝負と言っていいのです。魚も餌取りに必死ならユリカモメは魚を捕る
のに必死です。
川の上流に行き、すぐにUターンして河口へ向かいます。なんと忙しい狩りなん
だと感心させられます。
夜明けのひととき、活気に満ちたユリカモメの飛行は眠気を覚ましてくれます。