kosakuの雑念

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震災から10年的番組をみて

2021-03-16 12:45:55 | 日記
復興ハイウェーとかいう1年前の番組の再放送。
原発近くの会社また復活したから戻ってきてほしいとかいう社長が元従業員をたずねてきて、さぞ困っただろうなと思う。
そもそも給与水準も福利厚生やらを含めた待遇面も何も取材しないテレビ局もたいがいである。
条件が破格で、健康リスクとか単身赴任しても検討に値するほどであったりするなら悩ましいところだが、何一つ情報がないので、何を伝えたいのか分からない。従業員数もハッキリ言って町工場(まちこうば)のレベルであり、もと従業員が20人とか言っていたから、家族も合わせて地域人口が1万人増えるとかいう話でもない。
無理やり進まない復興の典型的な話を作りたいのだろうが、無理があるとは思った。

あとは若い語り部とか避難生活とか、もとからいた住民に取材もしないで、(子供の時分に)いじめられただの嫌味を言われただの一方的な言いっぱなしで、子供はともかくその親に派手な消費とかはなかったのかとか何の検証もしない。

子供に嫌味を言うことないじゃないかと言われればそうなのだろうけど、子供でも容赦しないのが庶民である。
子供に嫌味を言うなんてむしろ余程のことなんかじゃなかろうかとも思うのだが、結局は言いっぱなしなのだから、いつものニュースにおける時間稼ぎの街頭インタビューと大差のないシロモノである。

あとは被災地とか原発所在地とかの出身者だからこそ伝えられるものがあるみたいな切り口。
むしろ地元に気を使って何にも伝えられないことがよく分かった。



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