わが子は私立中高一貫校の高2です。
もうあと数日で、受験生です。
わが子が入学した年は、
最後のセンター試験で、
「共通テスト」が一体どんなものなのか?
想像さえついていませんでした。
実際決まった後も、国語は記述方式だの、
英語は検定の点数で決めるだの、
世論が強かったため、
文科省の話は二転三転しました。
最終的には、今も選択式ですが、
来年入試改定で、新たに情報が加わったり、
社会は、歴史探求と言って、
日本史・世界史合同の問題が出題されます。
※地理も同様 また社会の入試は、
今までと組み合わせが変更になる教科もあります
入学して5年で、
共通テストは形式も問題の質も
かなり変わったのです。
わが子が模試を受けて実感しているのは、
「英語」です。
単語は、今年度でセンターの1.8倍。
時間も出題数も増加する来年度は、
2倍を軽く超えるでしょう。
※国語・数学も同様
英語検定1級取得者でも、
今年度は8割ぐらいの点数の学生もいました。
センター時代は、準2級→2級程度の単語が多かったそうです。
もはや平均的な問題ではなく、
各教科のスペシャリストでなければ、
高得点を取ることは難しいのかもしれません。
その中で高得点を取ることは、
まずわが子には不可能。
志望校変更も踏まえ、
今探索中ですが、
その中で気がついたことがあります。
わが子は、ちょうど入試改定の年に当たり、
そのため各教科教科書が変わっています。
中高一貫校は、授業スピードが速く、
ほとんどの教科が高2で終了します。
これは改定がなければいい面といえますが、
改定があれば、また学び直しとなります。
社会も変わりますが、理科も変更になっています。
熱化学方程式が廃止、エンタルピーになる。
※表記が違うだけで、本質は同じ
大きく変わるのは生物です。
生物基礎と生物の入れ替わりがかなりあります。
理系の生徒はそんなに問題になくても、
文系で生物基礎の生徒は、
学び直しとなり、時間を取られます。
また、大学入試も、
私立などは、今までは、
化学・生物・物理2教科選択が、
化学・生物のみに変更の大学もあります。
そうなると、物理選択者は、
志望大学変更を余儀なくされます。
共通テストは2年前に告知ですが、
私立大学は、春に告知する大学もあります。
「情報」を受験教科に取り入れることで、
私立は新設の「理工学部」が増設し、
少子化もあり、短期大学は段々減ってきています。
これから先、見通しは全く立ちませんが、
最新情報を取り入れるよう、
わが子には教育していきたいです。