科学を考える

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

売り場変更は好きか嫌いか?

2016-05-14 07:58:39 | 日記
私の以前いた小売りは、頻繁に売り場を変えていました。
入社して間もないころ、上司にどうしてするのか尋ねたところ、
会社の趣旨として、
「いつも新鮮な気持ちで買い物をお客様に楽しんでいただきたいから」
との回答があり、その当時疑問に思っていました。
と言うのも、入口に季節商品を並べるぐらいならわかりますが、
棚全体が変更になり、どこに何があるのかわからなくなり、
自分が買い物をする時でも結構手間取りました。
ですから、お客様はもっとわからない。
これは、入社当時、よくクレームの電話がかかってきました。
レジャーとして買い物を楽しまれるお客様には好評でも、
「早く帰って、ごはんの支度をしたい」
そういうお客様にとっては、かなり煩わしさを感じるのです。

実際以前いた小売りは今の職場の目と鼻の先ですが、
私以外は買い物に行っていないようです。
頻繁に売り場が代わるから、買い物に時間がかかるのが嫌だという意見が圧倒的でした。
おそらくそういうお客様は、地元の小売りで買い物をされるので、その小売りは潰れないのだと思います。
実際休みに行くと、地元のお客様で盛況です。

よく接客アドバイザーのコラムを読みますが、
「お客様目線」
と言う言葉が出てきます。
売り場変更をしたとき、
「こちらに移動になりました」
などの表示・買い物の案内があれば、随分違うな、と感じます。
※ただし大量の売り場変更では難しいでしょう

これからますます高齢化社会になり、お年寄りにやさしい売り場づくりが求められていくことになるでしょう。
ネット販売が普及しているとはいえ、まだ今の70代以上はそんなにネットを駆使出来ません。
お客様にとって買い物しやすい店になっていくかが課題になっていきますね。


コメントを投稿