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なぜ中高一貫校が人気なのか? 参考用

2019-11-19 07:36:07 | 日記
私は、自分の子が入学するまで、そんなに中高一貫校に関心がありませんでした。
大学まで行けれるならともかく、なぜ行かなくてはいけないの?
そういう感覚でした。
でも、我が子が合格し、熱心に親を説得したので、
「仕方ないなあ」
という感じでした。
また、合格後、今は退職していませんが、当時の事務長が知人ということもあり、
「高校受験は無駄だから、入って頑張ってみよう」
と言われたり、模試の時の進路担当の先生に質問して親切だったことや、
校長先生と面談したとき、
「算数がかなりいいのは有望」
と言われたのがきっかけでした。

今のおそらく40代前半より年下の親の場合、自分も中学受験をした、
という人は、都市部には存在します。
でも、おそらく、あの当時は、中高一貫校ではなく、大学まで行くタイプ。
中高一貫校は、19990年代から徐々に増加していきました。

実際よく学校で言われるのは、
「難関校に入学する割合が中高一貫校に増加した」
ということ。
高2で授業が終了するので、1年間受験勉強に専念できるのは大きい。
実際、私自身経験がありますが、公立の場合、先取をしていないと、
中学では、習っていない中3の範囲がテストに出るし、
高校も同様です。
ですから、通常の勉強しながら、受験対策も同時進行しないといけない。
しかも高校の場合は、定期テストの結果で(これがすべてではありませんが)、
推薦入学・奨学金申請できるか(成績と親の収入が関係します)が決まってくるので、気が抜けません。
昔は、受験に関係ない授業は、ほかの勉強をする、
という生徒もいましたが、今の学校はそういう行為自体許さないところも増加しています。
ですから、みんなが頑張って合格する!!と、学校全体で取り組むところもあります。
実際、今年卒業した生徒の合格体験記は、
「みんなで頑張って、応援してくれたおかげ」
と、書いた生徒が8割近くいました。
東大医学部医学科に合格した生徒は、
「偏差値50から80超えまで行ったのは、みんなができるわけないなんて言わなかった。
お前ならできるから、頑張れ、と言ってくれた。
将来絶対患者になったら、俺がみんなを助ける」
と書かれていました。
ですから、彼は伝説の生徒とも言えます。
最初から優秀だったわけではない。
特に中学・高校の3年間(6年ではない)クラス替えをしない学校は、余計に団結力が強いのかもしれません。
3年も一緒の場合、全然口を利かないということはかなり稀ですから…

こういう意味では、中高一貫校の利点とも言えますね。


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