Fedoraブログ

Linuxのディストリビューション、FedoraCoreに関して日々感じたことを綴っています。

Fedora Core 5にupgrade

2006-03-25 16:31:59 | 日々不精進
 FC5へのupgradeはしないとかいっていましたが、結局暇だったのでやっちゃいました。 (^^;
という訳で、そこまでの作業と現状での問題点をば。

 upgrade作業はずんWiki - Fedora upgradeを参考にyumで行いました。
ちなみにupgradeする際は、念のため大事なファイルのbackupとrescueCDの作成をお薦めします。

 まずはfedora-releaseのアップデートです。
この辺からDL。
# rpm -Uvh fedora-release-5-5.noarch.rpm
yumのcacheをお掃除。
# yum clean all

upgradeですが、DL中にエラーになる可能性があるので、mirrorは2つ以上指定した方が良いでしょう。

# /etc/yum.repos.d/fedora.repo
[base]
name=Fedora Core $releasever - $basearch - Base
mirrorlist=file:///etc/yum.repos.d/local-base
enabled=1
gpgcheck=1

# /etc/yum.repos.d/local-base
http://ftp.riken.go.jp/Linux/fedora/core/$releasever/$basearch/os/
http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/fedora/core/$releasever/$basearch/os/
ようやくupgradeです。
# yum upgrade

 純正sylpheedやxine等が依存性エラーになったので、とりあえず削除。
# rpm -e sylpheed xine
再びupgrade。
# yum upgrade
あとはひたすら待つだけ……ですが僕のネット環境では一晩掛かりましたよ。 (^^;

 一旦シャットダウン。
# /sbin/shutdown -h now
起動後パッケージをupdate。
# yum update
これで準備完了。

 で、GUIで起動した所……一発で起動。
今回はFC4の時みたいにX.orgのバグは無かったみたいですね。
しかし何故か、~/.Xclientsを読み込まない。
ウィンドウマネージャとしてblackboxを指定しているのに、最初Gnomeで起動したのには驚きましたね。
まぁそれも~/.dmrcでSession=blackboxと指定して回避。


 では現状の問題点を列挙していきます。
(1) ソフトウェアの自動起動設定が謎…~/.Xclientsや~/.xsessionを読み込んでくれないので、fbpanel等を自動起動させられません。そのため現在はblackboxを諦めて(?)Xfce4を使っています。
(2) flashで日本語が表示されない…これは多分何処かで設定するのだと思いますが、よく分かりません。
(3) xpdfでフォントエラー…(2)と同じで設定がおかしいのでしょうか?
(4)システムフォントが変更…おそらく東風フォントに代わってさざなみフォントを使っているのでしょう。ちょっと慣れない感じがしますね。

 こんな所でしょうか。
(1)~(3)はなんとかしなければなりませんね。
(4)は慣れれば気にならなくなるでしょうから、保留ということで。
使いこんでいけば、もっと問題点も出てくるでしょう。 (笑)
ところで、fedoraロゴの変更のおかげで、grubの起動画面やサービス起動の画面まで変更したのはちょっと嬉しかったり。 (^^;


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