逸酒創伝 ぬるかん日記♪~東京の老舗酒問屋「コンタツ」 若手社員奮闘中~

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リラックスできる「ぬる燗」のような関係を、あなたと。

東京ローカル「多満自慢」酒蔵見学会@福生熊川・石川酒造

2008年11月11日 | お酒

こんにちは!営業統括部のツジです

白壁がまぶしい

本日は以前お知らせいたしました

「多満自慢」酒蔵見学会に行って来ました

石川酒造さんは1863年より福生熊川の地で酒造りの歴史を

刻み続けている東京の酒蔵です

和装で登場!

今日はその石川家18代目当主であります石川太郎社長自ら

酒蔵をご案内いただけるまたとないチャンス

まずは明治30年築の「新蔵」にて石川酒造さんの歴史や

お酒にまつわるお勉強

みんな真剣な眼差しで聞き入ってます

講義の内容についてはまたいずれ(笑)

次に場所を「本蔵」に移し実際に清酒「多満自慢」が造られている現場へ

明治13年に建てられた国登録有形文化財のこの蔵で

「多満自慢」は生まれます

このタンク1本に10000リットルのお酒が入っています

例えば毎日500mlずつ飲むと・・・

えーと・・・どのくらいかかるかというと・・・(考え中)

約55年かかります

二十歳から毎日飲み始めたとして75歳までかかる!

どなたか55年かけて挑戦する方いませんかー?

新酒が出来た合図でもある「酒林」の青々とした姿が風流

「杉」で出来ている「酒林」は新酒の合図であると同時に

腐らずに無事にお酒が出来ますようにというおまじない的な意味もあるそうです

というのも杉には抗菌効果があり、「酒林」をくぐって

身を清めてから蔵に入ったというわけです

昔の人たちは経験でそういったことを覚えていったんでしょうね

なんかかわいい

石川酒造さんは清酒だけじゃないんです

忘れちゃいけないビール造り

これは明治期のビール醸造で実際に使っていたビール釜

ほかではなかなかお目にかかれないレアものです

111年ぶりに明治期のレシピを再現したビール「多摩の恵」は絶品です

 

この「雑蔵」の2階は資料館となっています

歴史はもちろん酒造り、ビール醸造に関する貴重な資料がズラリ

ご近所の清酒蔵「嘉泉」さんとは歴史をたどると親戚なんです

というわけで酒蔵内をくまなくご案内いただきました

ふと石川社長の腰を見ると何か差してあります

よく見ると「ハーモニカ」と「携帯電話」

昔の侍は武器として腰に大小2本の刃物を差していましたが

石川社長は「ハーモニカ」(エンターテイメント)と「携帯電話」(情報)という

2つの武器を差しているのだとか

私はここに現代に生きる侍の魂を見た!

社長+ミュージシャン

さらにそのブルースハープも披露していただきました(感激)

 

お忙しい中、ご参加いただきました多数の酒販店様に御礼申し上げます

そして素晴らしい見学会を開催いただいた石川社長ならびに石川酒造さん

ありがとうございました

お酒を扱う商人としての魂を感じることが出来ました

今後の商売に活かしていけるようにがんばるぞー

 

<おまけ>

キレイにライトアップされたクリスマスツリー

多満自慢ストラップGET

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
!! (ツジ)
2008-11-12 19:44:25
澤乃井二代目社員A@WEB管理人さん>
こんど澤乃井ストラップもGETしてつけたいと思います
もうこうなったら女子高生ばりにストラップじゃらじゃらするしかない(笑)
返信する
あの~・・・ (澤乃井二代目社員A@WEB管理人)
2008-11-12 17:28:09
澤乃井ストラップもありますけど。
いかがでしょう(笑)。
返信する

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