金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

ハスの花(花の文化園)

2015年07月14日 00時03分48秒 | 

 キレンゲショウマと、ハスの花が見頃やで…とお誘いを受け、
河内長野市にあります大阪府立「花の文化園」に、見に行っ
てきました。
他にも色々と珍しい花が咲いていましたので、撮ってきました。

 

ハス(ハス科)多年性水生植物。
ハスの花は早朝に咲き、PM3・00頃には花は閉じてしまいます。

花は開閉を3度繰り返し、4日目には散らします。

ハスは泥水を好み、綺麗な水だと花が小さく、
泥水が濃厚なほど大きな花を咲かせるそうです。

 ポンテデリア(ミズアオイ科)
北アメリカ原産の水生植物。うっとうしい梅雨時、
青紫色の花が涼しげですね。

 

 ナミキソウ(シソ科)大阪の絶滅危惧種。
海岸の波打ち際の砂浜で成育するので、
波来草(ナミキソウ)と言うそうです。

 ハマカンゾウ(ユリ科)

 カワラサイコ(バラ科)

 温帯スイレン

 キレンゲショウマ(ユキノシタ科)

                                                     (2015・7・14)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                            

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フデリンドウの雨滴散布!

2015年07月09日 22時38分23秒 | 金剛山の山野草

 これ、何かお分かりでしょうか? 私も一度見てみたいと3年ほど前から探し
ていましたが、今年やっと目にすることが出来ました。
実はこれ、フデリンドウの「種子」なのです。種子は筒状の中に納まっていて、
熟してくると先が大きく二つに裂けますが、天気のいい日には閉じています。
雨が降り始めると開き、雨水を溜めあふれ出た水と一緒に、種子を流れ落とし
(雨滴散布)仲間を増やしていきます。
花の時季は太陽の光がないと開かず(太陽が沈むと直ぐに閉じます)特に雨の
日は堅く閉じているフデリンドウが、種子になると正反対の現象を見せます。

 

 雨がポツリポツリ、雨水を溜めるため大きく口を開きます。
まるでヒナ鳥が親鳥に餌をねだっているようですね。

 

 あふれ出た雨水と共に、種子も流れ落ちます。
種子が流れやすいように、両側に切れ込みも入っています。

 

 種子を散布し終わった状態。雨が降る前に入っていた
種子は、すっかり流れ落ちていました。

雨水を利用して種を散布とは、誰に教わったのでしょうかね?
それも雨の多い、梅雨の時季を選んで…。
自然の驚異と言うかフデリンドウ、凄いことやりよるな~。
来年も可愛いお花、待ってます!

ウスノキ(ツツジ科)
赤く熟した果実は酸味があり、食べられるそうです。

 バイケイソウ(ユリ科)毒性が強い有毒植物。
バイケイソウは口にしたらあきませんよ。死に
至ることもあるそうですので、ご注意を…。

 ツルアリドウシ(アカネ科)
中ノ瀬でたくさん咲いていましたが、雨後でどれもよれよれ。
この子たちはきれいな状態を保っていましたので、写させて
もらいました。

 金剛山の妖怪!ギンリョウソウの果実。
この果実は下を向いていますが横向き、
上向きなど、様々な形が見られます。

キバナノショウキラン(ラン科)
ぼつぼつ顔を出している頃ではないかなと思い、
いつもの所に見に行くと、出ていました。
今年もよろしく、、、。

 キヨスミウツボ(ハマウツボ科)

発見!真っ赤なキノコ。
ベニヤマダケ(ヌメリガサ科)だそうです。

こんなキノコも見つけました。ヒノキに
くっついていましたが「ハナビラダケ」
だと、教えてもらいました。

 ツユクサ(ツユクサ科)

 オオヤマサギソウ(ラン科)

アップです。                          

 

                        (2015・7・9)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金剛山の麓にトキワツユクサが…

2015年07月05日 21時47分57秒 | 金剛山の山野草

 雨が上がった間隙をぬって、登ってきました。
モミジカラスウリ、オカトラノオ、キツリフネなどが咲いていました。
オニノヤガラやツチアケビの様子も見てきました。まだ開花はしてい
ませんでしたが、間もなくだと思われます。

 

 トキワツユクサ(ツユクサ科)
帰化植物(原産地・南アメリカ)
昭和の初めに園芸種として日本に入ってきたものが野生化。
繁殖力が強く日本全国に広がっており、要注意外来生物に
指定されています。
このトキワツユクサは、金剛山の麓で撮影しました。
数の多さから、かなり前から繁殖していたように思われま
すが、気がつきませんでした。
三角形の綺麗な花ですので何枚か撮りましたが、この可愛
い子が、要注意植物とは、、、。

 キツリフネ(ツリフネソウ科)

 

 モミジカラスウリ(ウリ科)

 モミジカラスウリの果実。
早くも果実を付けた株がありました。
成熟すると黄色くなります。

 オカトラノオ(サクラソウ科)

 ヤブカンゾウ(ユリ科)
ヤブカンゾウは八重、ノカンゾウは一重の花を咲かせます。
新芽を味噌汁に入れたり、ゴマ和えなどにするとおいしい
そうですよ。

 マタタビ(マタタビ科)
マタタビも果実が出来ていました。成熟した果実を
焼酎などに漬けて「マタタビ酒」を造ります。

 オニノヤガラ(ラン科)

オニノヤガラのアップ

コマツナギ(マメ科)

 メノマンネングサ(ベンケイソウ科)

 マルバマンネングサ(ベンケイソウ科)

 ツチアケビ(ラン科)
こんなに大きく成長しました。ほどなく開花、、、。

キハギ(マメ科)

 ハキダメギク(キク科)
可愛い顔をしているのに、お名前がね、、、。

 ギンバイソウ(ユキノシタ科)

キリンソウ(ベンケイソウ科)

 

今日も登山途中で、一時やんでいた雨がまた降り出し、大急ぎでカメラをリュックに…。
 明日も予報は雨マーク。登れるかな?
                                                   (2015・7・5)
                                                 

 

 

 

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コクラン&棚田夕景(赤阪)

2015年07月01日 21時09分22秒 | 棚田風景

 6月25日のブログで紹介しました花芽をタップリ付けたコクラン、もう開花し
ている頃だろうと、見に行ってきました。
心弾ませ行ったのですが、なんとも無残な姿に変わっていました。虫に食い
荒らされていたのです…。
前日には綺麗に咲いていたコクランが、一夜で丸裸にされてしまうことはよ
くあることですが、開花を心待ちにしていただけに、腹立たしさを覚えます。
しかし、虫さんたちも自然界で生きていくために必死。私の写真撮影のため
に「食べんといたろか」とは、いきませんよね。

 

 コクラン(ラン科)
一番花芽がついていた、中ほどから食いちぎられていました。

 犯人は毛虫のような、この虫です。名前は?

 近くにある別のコクランが心配になり、すぐに見に行きましたが、
こちらは大丈夫でした。

 ヤマトウバナ(シソ科)

 エゾタチカタバミ(カタバミ科)

 

 6月に入ってから、天候と対話をしながら通っていました棚田(赤阪)の夕景撮影。稲が大きく成長し、
水面が見えない状態になってきましたので、今年は昨夕でおしまいにしました。
今年こそは真っ赤に焼けた棚田を…と思っていましたが、だめでした。
それでも、雰囲気は何とか感じて貰えるかな? と思えるものは何枚か撮りましたので、、、。

 「今日はいい夕日になりますように」と、祈るような気持ちで
西の空を見詰めるカメラマン諸氏。

これは地元のお百姓さんではありません。
待ち時間の間に、一人のカメラマン氏が自前の鍬や衣装を取り出し、
即席のお百姓さんに変身、他のカメラマン氏のモデルに…。
慣れた手つきに私も驚かされましたが、せっかくですので遠慮なく
頂戴しました。

(どこかの写真クラブの方たちのようでした)。

 本当はこのような色彩ではなく、一面真っ赤になります。
 棚田と隣接して建っています中学校の校舎も、全体が赤
 く染まるそうです。

                                

                                                     (2015・7・1)

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする