
<現象>
スティックにそれぞれ違う色の宝石が6コついています。相手に1から6の間で好きな数をいわせ、その位置にある宝石を覚えてもらいます。スティックをひとふりすると全部がその色に変ってしまいます。
●左側がテンヨーの「シックステット」。右が我が家にあったホットロッド。右のは高かった気がします。金属製のせい?
●たね明かしにならない範囲で言うと「+1」のナニがあるのである。それによって従来のホットロッドの無茶な点を減らした、ないし、なくしたのである。
●マジックの専門家(とされる人)が「+1」の部分、いらないよねと言ったときは驚いたものだ。
●そしたら、あの不自然な行動をとる確率が増えるやん!
なにが「2」を「TWO」だよ(謎)!
●と詰問しそうになったものだ。
●むろん、私の勘違いの可能性もありえる。なにせ相手は専門家(とされる人)だし。
●ただ、それ以来、専門家であるはずの人とは縁がなくなった。
●さて、この「+1」のナニは専門家(とされる人)が言うように無駄なものか、賢明な皆様に判断してもらいたいものだ。
●そのためにはパドル・コレクションを持っている人に見せてもらうしか方法はないのだが。
●偽物らしいものを売っているのか未確認。
なので、見せてもらうしかないだろう。
●あ。私の見に来ますか?
※ゆうきとも師のご指摘で作品名の誤記を訂正させていただきました。ゆうきとも師に感謝です。
これは捉え方によって解釈の仕方は変わります。
このアイデアがフォースの新手として評価されることと、演技の面白さとしての評価は別問題ですので。
例えば庄司さんやマギー師匠ならば、あえてTWOを使うことで面白くできます。
あるいは「2は今日お休みなのね…」というやり方もあるでしょう。
またこのフォースに関しても、ある部分と引き換えに原案の良さを弱くしている部分もあり(特に自然なパドルの扱いが出来ない方にとって)面白いアイデアではありますが一概に改良であるとは言えないのです。
良い悪い、好き嫌いといった「言い切り」は強い力を持つ反面、誤解を生じる可能性も高いです。
ただ困ったことに、だからこそ持って回った言い方をするとインパクトは弱くなり、そこでも違った形で誤解を招きがち。(^^;)
国語屋さんも本職の国語に関しては常々感じていることではないでしょうか?
私はマジックに関してだけは (^^;) 俯瞰でみることが多く、なかなか他の皆さまと解像度が合わずに苦労しています。
今回の件も(どなたの発言か分からないので)もしかするとそんな「行き違い」の可能性があったのではないかなあと思った次第です。
さて、「演技の面白さ」論、感服しました。そのあたりも考慮しないといけない記事でした。
また、最近、ホットロッドについて関心を持っている中でもあり、示唆、ありがとうございました。