国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

Kids Kards(キッズカード)(by Richard Pinner)

2023-12-19 11:32:06 | マジック

●箱はバイシクルを使用している。なぜかというとバイシクルを意識したバックデザインが書かれているためである。
 
●そもそも「Magic」と書かれた箱を使いたがる人はおるまい。ホイールだと良いのかなあ。
 
●【子どもに対して(なるべくテンポよく演じたい。カードの変化はあっさりと)】
 「トランプってわかる(わからないと言われたら諦めること)? 例えばハートのクイーンってどんな感じ(念のため、まだ、疑っておくこと)? よし、じゃあ、マジックをするね(ゲームをするわけではないことを宣言しておく)。(箱から出しながら)けど、ここにあるのは子どもが書いたトランプなんだ。たとえば、これがスペードのジャック。これが子どもが書いたトランプじゃ表を見てもすぐわからないし、しかも裏模様がばらばらなんだ。これじゃ使いづらいね。(「裏からわかるかもしれないね」などとは言わない方が吉。だって実際にその直後にごにょごにょ)。そこでおまじないをかけると、(カットしてからドリブルする)大人用のトランプになっちゃう。(再びドリブルをしながら)好きなところでストップって言って。(ストップと言われたところのカードを見せながら)そのカードをイメージしてみて、んーそれは赤いカードだね、わかったハートの6だ。もう一回だけやってみようか(繰り返してもいいし、相手にも表面を見せないで当てても良い。その場合は、透視現象として演じること)」
 
●こんな感じでやっておりましたが、トランプがわからない子も増えてきたようなので、あらかじめ(一か月くらい前がよいか)トランプを渡して「7並べ」「神経衰弱」などで大人たち(親や幼稚園、保育園、小学校の先生など)にトランプの基礎を叩き込んもらうと良い。なお、トランプは6歳以上が対象の玩具扱いであることが多いので留意。
 
●子どもがそのトランプ貸してと言ってきた場合。君には君専用のトランプをあげようなどと言って「Kids Kards」をしまいながら、ノーマルデック(100円ショップので十分)を出し、プレゼントする。不満そうだったら、そのトランプでマジックを見せるとだいたい、さっきの子どもデザインのトランプ(Kids Kards)のことは忘れてくれる(ことが多い)。
 
 
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