しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

孤独死年間3万人

2010年04月21日 | Weblog
核家族化や離婚率の上昇、未婚率の上昇で一人暮らしの高齢者が増えている。

仕事中心で生きてきた男性は定年退職後、地域とのつながりがなく、離婚や妻との死別で孤立しやすい。

神戸市のデータによる推定だが「全国の孤独死は毎年2万数千人から3万人余りと推定されている」
孤独死した約7割は男性。また65歳未満の孤独死も3~4割に上る。
年間3万人を超える自殺者数とほぼ同じとは!日本の自殺者数の多さが話題となっているが孤独死も同じ数とは驚きです。

外国では「社会が悪いからこうなった」と声を上げてSOSを出すが日本は「社会との関係を絶ち、SOSも出さず、病院へも行かないという自分を抹殺する消極的方向に行く人が多く、近年の自己責任論の強まりが拍車をかけている」ホームレスや自殺問題と根は同じと指摘されている。

「あいさつしない、近隣と仲良くしない、料理が出来ない、ごみ出しができない、アルコールをやめない」などの「ないないづくし」が孤独死予備軍を生むという。

東京の常盤台団地の自治会が団地内の空き店舗を利用して「いきいきサロン」を開設。
室内にはソファやテーブルが置かれ、ボランテイアの女性が常駐してコーヒーを出したり話相手になってくれる。利用料は100円だ。孤立を防ぐ対策として効果を上げている。

自治会活動の大切な取り組みとして参考になります。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あるあるづくし (コーチャン)
2010-04-21 05:52:59
自治会では「ないないづくし」の生活を「あるあるづくし」の生活に変えようと挨拶運動や個別訪問を進めるが周囲とのかかわりを拒否する人も多く、難しい。小生の自治会でも一人暮らしが多く愛犬「佳夜」の散歩で町内見回りをしますが1年間に一度も顔をあわせない人が実に多いです。
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深刻な問題 (愛子)
2010-04-21 18:42:11
高齢化社会でますます孤独死が増えて行くのかと懸念されます。

昔は隣近所の人の顔は知っていましたし交流も
多かったですが、今は「隣は何わする人ぞ」ですからね。

地域密着型の交流の場が増えるのは良い事だと思いますが
自らその場に飛び込んで行く勇気を持たないとダメだと思います。
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マンション住人 (コーチャン)
2010-04-22 00:38:10
同じ階でも名前すら知らない住人が多い。
部屋に名前を出さない。公共料金を自動引き落としとしていた為3年間も発見されなかっと孤独死もあったそうです。勿論新聞も取ってなかつたのでしょう。
定期的な訪問活動、自治会活動の必要性はあるのでしょう。--
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