しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

地域は地元意識。

2018年12月11日 | Weblog

島国根性と言う言葉がある。外国との交渉が少ない為、視野が狭く、他人に対する許容力も乏しく、こせこせしている、島国の住民に一般に認められる傾向。偏狭、狭量、閉鎖的といった意味あいも持つが、反面、緻密、正確、協調といった日本民族が誇るプラスの特性もある。

島国は民族構成はシンプルであり、多くの民族が混在することもない。移動もできない。島国は運命共同体で仲良くするしかない。子どもが少なくなり、学校統合で4つの小学校と2つの中学校が一つとなった。地域住民は統合した隣接した地域住民と学校行事で交流する機会が増えた。しかし、多くはPTAレベルであり、高齢者が多い地域の高齢者同士の交流は意識レベルでは高まっていない。統合校区の人材を登用して地域の人材不足を解決したい。そう考えたら反発が強かった。地元の人材を使えという反発だ。地域の町内会長の年齢を調べてみた。7割から8割が敬老者名簿に載っていた。名簿の掲載年齢は後期高齢者の75歳以上である。年寄りが地域住民の代表をしている。普段の高齢者間の交流は少ない。長年にわたって地元の地域で見聞きしてきた住民。お隣同志。向う三軒両隣しか心を開かない。そんな気質が永続している。普段からの顔見知りでないと心を開かない。認めない意識が強い。古くから地域の役員は地元で長く暮らしている高齢者、古くから地元で営業を続けている自営業者、等が中心となってきた。新参者には敷居が高い環境は変わっていない。最近、地域に外国人が入って来た。ベトナム、フイリピン、中国人だ。地元住民との交流は皆無だ。これら外国人も島国根性と似た意識がある。同国人同士しか心を開かない。佐渡島民は佐渡島民だけにしか心を開かないと聞く。方言しかり、チャー言葉で話さないと地元住民に受け入れてもらえない。学校統合した地域でも統合時の一体感が薄れて来た。統合した学校区内にあるそれぞれの旧小学校単位で組織された地域コミ協。連携の熱意が停滞している。連絡会が消滅状態。行政も意識が希薄。島国根性のそれぞれのレベルでの弊害。一度停滞期に入ると回復は難しい。地域の危機は高齢者問題と島国根性だ。変わる事を恐れる住民にアピールするには日頃の活動を紹介する広報活動。これしかない。統合した地域のコミ協同志の広報誌配布。普段からの地域住民同士の連携活動。これを結び付ける行政の補助制度。止まったら元の木阿弥。地元に支持されたカリスマ政治家の登場に期待したい。地域は待っています。地元住民同士の意識をより広域で吸着してくれるカリスマ政治家を。民族性に根差した意識の改革は人材発掘しかない。候補が出たら熱い想いで応援したい。地域問題の解決はこれしかない。

 


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1 コメント

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カリスマ政治家 (こーちゃん)
2018-12-11 05:51:48
地元住民にアピールできる人材の登場を熱望している。若手の政治家を地域住民から出す。
応援したい。

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