しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

まちづくりシンポ

2014年03月17日 | Weblog
「住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくり」という副題のついた「まちづくりシンポジュウム」に参加した。

大学の大講堂が会場だ。
大学教授の基調講演の後、パネルディスカッションがあった。
「パネラー」は地域で実践経験を持つ代表ということだったが、いささか問題もあった。

地域の老害である。地域の代表は高齢者が多く、名前だけの代表は実務経験が話せない人がいる。
シンポというスタイルの会議に慣れていない。パネラーとしてパワーポイントを駆使した説明が出来ない。
操作も人任せでは適切な場面での説明とならない。
多くの話の中断があり、会場が白けてしまった。

4人のパネラーのうち2人が高齢であった。1人は地元大学の学生。この大学生の話も活動効果と展望評価の無い話だった。
大学の先生は簡単な話をことさら難しくする。そんな笑いから始まる切り口で出足は良かったが、あとに続く企画が不十分だった。

大学の先生は普段地域のことは実践できていない。家庭の相方にお願いしている。これでリタイア後にすんなり、地域に入れるのか?
そんな提起もあった。コーデイネーターは土日を使って実践しているというが、地域の活動家は本来「毎日」が活動日なのだ。
最も活動している人が主役としてパネラーとして、コーデイネーターとして人選されたが問われている。
多くの先駆事例を聞く機会があったが、今回の会議はこの点で人選ミスがあったようだ。

補助金を与えて活動してもらったから、資料はこちらで作るから、と年度末実績として開催することだけを目的とした会だった印象だ。
大勢の人手をかけて準備したシンポジュウムだった筈だ。多くの地域団体代表、民生委員児童委員、行政スタッフの多くが残念に思ったはずだ。自分ならもっと上手く話せた。と思っているに違いない。

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1 コメント

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人選ミス (コーチャン)
2014-03-17 04:18:43
話しなれた人、実務経験者、という要素は十分吟味すべきだ。会場であがる人もダメだ。
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