しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

誰にでも起こる

2016年12月18日 | Weblog
電通の新人女性社員が過労で命を絶ってから25日で1年となる。厚生労働省が今年初めて作成した「過労死等防止対策白書」によると、昨年度に労災認定した過労自殺は未遂を含め93件に上った。安倍首相が長期労働の是正に全力を挙げる意向を表明するなど、国も社会問題として対策を進めるが、一方で「過労自殺は弱い人間のすること」という認識も根強い。だが過去に過労から自殺を図った男性は「誰にでも起こり得ること」と強調。精神科医の渡辺洋一氏(日本精神神経科診療所協会会長)も「疲労困憊に陥れば精神状態が鬱になるのは当然」とし、不調が現れた場合の早期診察を呼びかけている。「心身ともに強いと思っていた自分でも追い込まれた」と話す地方放送局の報道記者(48歳)。激務に追われた約20年前に自殺を図った。一命を取り止め、今は報道の現場を離れているが、部下が同じ状況にならないよう「現場をフォローできる管理職になりたい」と話す。29歳の夏の金曜日の夜。「死ねば楽になれる」とふと浮かんだ思いは、確固たる決意になった。週末に実家で両親と食事をし、一人暮らしのマンションに帰ってから掃除をした。週明けの月曜日、ビニールひもを何重にも巻いて玄関上部の金具にくくり付け、脚立に上った。「お父さんお母さん、ごめんなさい」涙がこぼれた。職場からの連絡で家族に発見されたのは数時間後。ひもは何重にもしたことで首にかかる重さが分散され一命を取り止めた。産経WESTより。

誰にでも起こり得ること。そう思います。身近に大勢類例を見て来ました。経験に照らして「ストライキ」を起こすようにしています。
自分にだけ過度の負担が来ることに反旗を立てます。会社員時代はそれが難しい。退職して地域活動を始めた。ほとんどボランテイアである。やりがいもある。楽しくもある。仕事は無限にある。やればやるほど目にみえた効果がある。歯車の一つだった会社員時代と大きく異なる世界。楽しい。しかし、限度もある。有力な企業で管理職だった人が地域に入る場合がある。自分で動かず相変わらずの強行発言とパワハラで物事を進めようとする。言うなら自分でやれよ!と言いたくなる。言ったら効果もあった。手つだってくれる人が出て来た。万歳である。そうでなければ地域は廻らない。ボランテイアなのだから。楽しくなければ。過度の負担はやりがいよりも苦痛となる。みんなが参加してこそ組織活動となる。時々、思う。多くの方から参画願うこと。意識を共有して仕事を分担しよう。苦労から理解が生まれ、連帯も生まれる。
その気持ちがない組織は魅力が乏しい。そう思う。

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