エアバッグに殺されたとはニューヨークタイムズの記事。
米国で、膨張したエアバッグの内部から金属片が飛び出し、運転手や同乗者お頸動脈などを切断する死亡事故が起きている。
問題のエアバッグはタカタ製。この会社はエアバッグで世界2位のシエアを誇っていた。
「今後刑事事件になる可能性もあり、倒産の危機も囁かれている」現在米国で約800万台がリコールされているが、米運輸省は対象を全米規模に拡大した。
米国だけで3000万台が該当すると言われており、集団代表訴訟に発展する可能性もある。今春トヨタがリコール問題で、米国の制裁金を払った額は12億ドル(1200億円当時)であり、タカタはこの比でない規模となる可能性も高い。
日本の自動車に対する信頼性の低下に影響を及ぼす。世界中でリコール対象となれば倒産は間違い無い。
原発もそうだが、規制委員会の信頼の問題。一度信頼を失うと再度の信頼を得ることは極めて困難だ。