春の谷戸に飛ぶシオヤトンボ

シオヤトンボ ♂

ゴールデンウィーク前半には、オスの縄張りが僅かに見られた程度だったので、これならまだ羽化の撮影から叶うだろうと思い、再び訪れてみると、既に羽化は終盤。湿地のそこかしこで活動する光景が見られたのでカメラを向けた。

シオヤトンボ ♂

オスの飛翔を撮影したい場合は、メスの産卵時に狙え！交尾後オスはメスが産卵中、他のオスに横取りされないように、ホバリングを混ぜた警護飛翔を見せるので、その時がオスの飛翔撮影の大チャンス。

シオヤトンボ ♂

カメラ機能の進化により各メーカーの新機種に搭載された、シャッターを切る前から撮れる、一瞬の動きを逃さない、プロキャプチャーモードやプリ連写機能などを使用すれば、比較的 簡単に撮れるシーンだと思う。

シオヤトンボ ♀（産卵）

でも自分的には観察力と撮影技術の鍛練による渾身のワンショットで楽しみたい。

全てNikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED

撮影日：５月４日