Keep Your Stick on the Ice!

カナダで出会った生きている英語

Tell me about it!

2007年03月27日 | Weblog
 Beverlyの仕事場にお邪魔している時、彼女がキャビネットの大きな引き出しを引いているのを見て、ちょっとびっくりした。多数のファイルにおびただしい数の書類が整然と保存されている。「すごい数のファイルだね」と口にしたら、彼女は"Tell me about it!"と返してきた。「それについてわたしに語れ!」っていったい何だ。もう語ったではないか。何と返事をすればよいか分からずまごついているうちに、忙しいのか彼女は足早に去って行った。こんな時の友、Christianである。彼に説明を求めたら「説明するのが難しい」と言いだしたから、やはりこれは特別な表現だったらしい。同意を表す言い回しであることをあれこれと説明してくれたが、後で辞書を見てみると、ちゃんと出ていた。「とうに知っているよ」など、いくつかの意味があるが、さっきの状況を最も端的に表した訳は「ごもっとも」のようだ。"You don't have to tell me about it."と置き換えられるだろう。Beverlyは怒っていたのかと、少しばかり危惧したが、それは杞憂だったようだ。