今日、初めてのお稽古見学をしました。
何のお稽古かというと、合気道なのです。
何ゆえ合気道か?その理由は9月30日のブログにも書いておりますが…。
とにかく、この数ヶ月、心身の疲れがキツくて仕方がなかった。
特に、休日がヤバイ。仕事の不安が頭から離れず、イライラしたりひどく寂しくなったりする。
そんなふうだから、職場でもいつも追い込まれている感じで、イラだって大声を挙げることも増えた。
以前は「六時を過ぎれば自分の時間」という感覚があったのだが、この頃は、ひとり残った事務所で、ガックリとしている。
これは、よほど気をしめて対策しないと、ツブレちゃうかもしれない…。
というので「なんとかしなければ」と思っていたら、我がハウスから自転車で10分のところに、合気道の道場があることを知りました。
成城学園前駅の直近で、ロケーションから言っても、そんなに野蛮なお稽古をしているとは思えない(あ、武道をやってる人、スイマセン)。
とは言え、月謝も安くないし、何より自分にできるかわからないし、いきなりは入会できない。
そこで、今日の午後、お稽古見学をしに行ったのです。
定時の15分くらい前に道場に着くと、子供クラスをやっていたが、生徒は4人しかいない。
「あれ、こんな少ないの?」と、一瞬思った。
ところが、やがて、ぞくぞくと生徒がやってきて、あっという間に二十人を超えた。
七十を超えていると思われる人も、壮年の男女も、高校生も、スキンヘッドのガタイの良い白人さんもいた。
そして、七、八十畳くらいと思われる道場(敷いてあるのは畳じゃなくて厚手のゴムクッションだけど)は、三十人近い生徒でいっぱいになりました。
お稽古は、私が想像していたよりもずっと激しかった。
なんとなくカルチャーセンターみたいのを思い浮べていたけれど、やっぱり武道のお稽古なのでした。
師範は、三十代後半くらいの男性だった。
あまり大柄ではないけれど、独特の座った(?)目つきをしている。
私が「見学したいんです」というと、私の名前を尋ねてから自己紹介をしたが、そのテンポが妙にテキパキとしている。
なんか、ちょっとコワイ気がした…。
そんな人口密度の濃い道場で、全員が受身を取ったり棒とか振り回したりしてるのを目の当たりにすると、かなり迫力がありますよ。
片隅の折りたたみ椅子に座って見学している私の掌が、汗ばんできました。
途中、師範が歩いてきて「少しだけいっしょに稽古しましょう」と言われたときは、内心ビビリました。
でも、体を動かすことは、間違いなく精神にも良い作用を及ぼす…と思います。
怠け者だから、ただ歩く、とか、ただ走る…というのはできません。
他人の目を意識する「お教室」は、その点自分向きだと思うのですが…。
一時間の見学が終わって、私は師範から感想を聞かれました。
「思ったよりハードでした。私は武道はもちろん、そもそもスポーツの経験がほとんどないもんで…」
師範は、苦笑しました。
「そういう人、多いですよ。ちょっと動きが良いのは、皆、五年以上の経験者です」
そっかあ。でも、ついていけるかなア。けがも怖いし。
酔いどれ生活を続けて鈍りきった私に、果たして受身や連続動作ができるのだろうか?
その後、師範と少し話して、まずは次の休みにたまたま講座がある「気の健康クラス」というのを受けることになった。
とにかくまず、「場の空気になれること」だと思うから。
さて、これから、どうなりますことやら…。
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何のお稽古かというと、合気道なのです。
何ゆえ合気道か?その理由は9月30日のブログにも書いておりますが…。
とにかく、この数ヶ月、心身の疲れがキツくて仕方がなかった。
特に、休日がヤバイ。仕事の不安が頭から離れず、イライラしたりひどく寂しくなったりする。
そんなふうだから、職場でもいつも追い込まれている感じで、イラだって大声を挙げることも増えた。
以前は「六時を過ぎれば自分の時間」という感覚があったのだが、この頃は、ひとり残った事務所で、ガックリとしている。
これは、よほど気をしめて対策しないと、ツブレちゃうかもしれない…。
というので「なんとかしなければ」と思っていたら、我がハウスから自転車で10分のところに、合気道の道場があることを知りました。
成城学園前駅の直近で、ロケーションから言っても、そんなに野蛮なお稽古をしているとは思えない(あ、武道をやってる人、スイマセン)。
とは言え、月謝も安くないし、何より自分にできるかわからないし、いきなりは入会できない。
そこで、今日の午後、お稽古見学をしに行ったのです。
定時の15分くらい前に道場に着くと、子供クラスをやっていたが、生徒は4人しかいない。
「あれ、こんな少ないの?」と、一瞬思った。
ところが、やがて、ぞくぞくと生徒がやってきて、あっという間に二十人を超えた。
七十を超えていると思われる人も、壮年の男女も、高校生も、スキンヘッドのガタイの良い白人さんもいた。
そして、七、八十畳くらいと思われる道場(敷いてあるのは畳じゃなくて厚手のゴムクッションだけど)は、三十人近い生徒でいっぱいになりました。
お稽古は、私が想像していたよりもずっと激しかった。
なんとなくカルチャーセンターみたいのを思い浮べていたけれど、やっぱり武道のお稽古なのでした。
師範は、三十代後半くらいの男性だった。
あまり大柄ではないけれど、独特の座った(?)目つきをしている。
私が「見学したいんです」というと、私の名前を尋ねてから自己紹介をしたが、そのテンポが妙にテキパキとしている。
なんか、ちょっとコワイ気がした…。
そんな人口密度の濃い道場で、全員が受身を取ったり棒とか振り回したりしてるのを目の当たりにすると、かなり迫力がありますよ。
片隅の折りたたみ椅子に座って見学している私の掌が、汗ばんできました。
途中、師範が歩いてきて「少しだけいっしょに稽古しましょう」と言われたときは、内心ビビリました。
でも、体を動かすことは、間違いなく精神にも良い作用を及ぼす…と思います。
怠け者だから、ただ歩く、とか、ただ走る…というのはできません。
他人の目を意識する「お教室」は、その点自分向きだと思うのですが…。
一時間の見学が終わって、私は師範から感想を聞かれました。
「思ったよりハードでした。私は武道はもちろん、そもそもスポーツの経験がほとんどないもんで…」
師範は、苦笑しました。
「そういう人、多いですよ。ちょっと動きが良いのは、皆、五年以上の経験者です」
そっかあ。でも、ついていけるかなア。けがも怖いし。
酔いどれ生活を続けて鈍りきった私に、果たして受身や連続動作ができるのだろうか?
その後、師範と少し話して、まずは次の休みにたまたま講座がある「気の健康クラス」というのを受けることになった。
とにかくまず、「場の空気になれること」だと思うから。
さて、これから、どうなりますことやら…。
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