ホーム長は２８歳

今月の１日から、我が園に新しいホーム長が就任しました。


御歳２８歳。「昭和５６年の早生まれ」という若いホーム長です。

有料老人ホームは、公的な支援を受けた福祉施設とサービス業とを兼任している、実に複雑な業態です。

しかも、我がホームのご入居者の平均年齢は約８７歳。
皆さん立派な経歴をもっている方ばかり。
ご入居者のお子さんも、四十代後半から六十代が中心です。

皆さん、世の中の酸いも甘いも噛み締めてきた方ばかり。
そんなホームの長として、素朴な２８歳の青年が就くというのは、でも、けっこう良いことかも…と感じています。


かえって、スタッフのほうが「若いホーム長」に屈折した感情を抱いて、風雲を招くかもしれません。

実際、そんなホームがいくらもあると聞きますし。


全ては「縁」なのですから、よほど了見が曲ってない限り歓迎し、共に苦労をしていくべきだ…と私は考えます。

２８歳は、馬力もあるし、私からすれば懐かしく、可愛い感じもする。

とにかく、何とか上手くやっていけますように…。







にほんブログ村