ウイルス警報

仕事が終わり、家に帰ってパソコンを点けたら、いきなり、

「あなたのパソコンは危険にさらされています！」

というような警告文が現れて、ビックリした。



私はいちおう「ウイルス対策ソフト」というものを入れているのだが、文面からすると、
「その対策が最新のものになっていない」というようなことらしい。


「らしい」というのも情けないが、何しろパソコン用語には暗いので、何を言っているのかよく分からないのだ。

それでも「危険にさらされています！」と言われれば、平常心ではいられない。

まさか爆発はしないだろうが、ワケのわからない事態が起きて、せっかく半年間続けてきたブログに、壊滅的な打撃を与えられたら…。

そう思うと無性に焦りと恐怖を感じた。


「最新の対策をするには、このソフトをインストールして下さい」とかあるので、説明を読んでみると、どうやら有償らしかった。

おかしくないか？最新の対策を講じる必要性はわかるが、まだ契約期間内なはずじゃないの？…。

と訝ったが、そもそも「ウイルス対策ソフト」なるものが日頃どんな仕事をしているのか、全く分からないのだ。


ときどき「スキャン」とやらをして、「○○個のウイルスを見つけましたが処理済みです」と教えてくれたり、「このウイルスの危険度は『中』です」と伝えてくれるのだが、それが何を意味しているのか、本音を言えばまるで理解できない。

ともかくパソコンは私にとって丸きりのブラックボックスなので、何を言われようと検証が出来ないのであった。

だから、「危険にさらされています」とか言われると、ただオロオロするばかりである。



でもさっき、結局その有償ソフトを買って、ダウンロードしてしまいました。

果して、それで良かったのかなア…。

考えてみれば、「ウイルスの悪行」が話題になればなるほど、ウイルス対策ソフトは売れるはずだから、ウラで手を組んでいたとしてもおかしくない…。

なんて、イヤらしいことも考えてしまいましたよ。

ネットのない生活はもう考えられないけれど、それを見透かされて、頭の良い人たちに良いようにカモられてるのかも。


そんな悲しい疑念に囚われた夜でした。


どうも、お恥ずかしい報告でございました。






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