我らがＧＷ

もうすぐゴールデンウィークが始まります。





ところで、有料老人ホームの職員には、ゴールデンウィークというものは存在しません。

シルバーウィークも、ない。

お盆休みも、正月休みも、事実上ありません。



と言って、ことさらに年間の休みが少ないわけではないのです。

平均して週に二日、パラパラと休む。「月九休」が担保されているのですから。

それ以外にもけっこう有休も取りますから、年間１１０日以上はたいていの職員は休んでいます。



ただ、連休は少なく、三連休以上はめったにありません。

休日が変ることしょっちゅうで、月に二日くらいは勤務変更の書類を書きます。

そんな生活の実感を率直に表現すれば、「三日に一度、自宅待機の日がある」という感じでしょうか。

休日でも常に手許に携帯を置いて「不測の事態」の連絡に備えている私は、まさしくいつ呼び出しがかかっても良いように「自宅待機」をしてるのでした。



ですから、われわれ職員のＧＷに対する想いはちょっと複雑です。

ま、正直言って「イイナア」「ずるいなア」という気持ちはあるのでした。

その分、ＧＷ明けに職場に向かう国民の皆様のダルそうな表情を見ると、

「お疲れですなア。フフフ」

という、「何となくウレシイ」気分になるのであります。









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