食いしん坊ケアマネ の おたすけ長屋!

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「長屋付き合い」を始めようよ!
現代版人情長屋に寄っといで!

ルサンチマンを業として

2010-03-13 | ケアマネジャー
私が有料老人ホームのケアマネジャーとして生計を立てるようになって、やがて丸四年になる。

しかし、いまだに「腹の座らぬ・腰の決らぬ」でもしかケアマネであると、自己評価せざるを得ない。

私には、「どうしてもケアマネでなければ…」という動機が、もともとなかった。

ただ、45歳で「どうやって食べていこう…」と考えたとき、たまたま自分がケアマネジャーの受験資格を持っているのを知り、今、ここにいるだけである。

比べて、長年、老人介護の業務に携わっているうち、「介護支援専門員(ケアマネジャー)」という専門資格が出来ると知って、一念発起、資格を取得した人々がいる。

ほとんどが女性なのだが、私などとは、そもそもの了見が、肝っ玉の座り具合が全く違う。

適わないよなア…と、思うところしきりであります。

この業界に入り、独特の「ドロドロと暗く濃い情念」に接したとき、頭に浮かんだのが「ルサンチマン」という言葉であった。

ルサンチマンの定義は時代によって少しずつ変って来ているようだが、私にとっての「ルサンチマン」は、「嫉妬、羨望、恨みをテコとした復讐の心理…」とでもいうべきものである。

まあ、「復讐」では、あまりにロコツで不穏当なので、「自己実現」とか「自己啓発」に置き換えても良いのですが。

しかし、私も評論家みたいなことは言ってられなくなった。

本社は、ケアマネ同士をシャモのようにガシガシと噛み合わせる方針のようである。

そうやって勝ち残った、生命力(繁殖力)の強い者だけを飼育していくつもりなのだろう。

その手にのるな!共闘しよう!

私はそう言いたいのだが、なかなか上手くいかない。

なぜなら、存分に積み重なった「屈辱と不信の記憶」が、他者を容易に受け入れなくさせているからだ。


主よ!

我らが魂を救い給え!




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