食いしん坊ケアマネ の おたすけ長屋!

困ったら、悲しかったら、ツラかったら、
「長屋付き合い」を始めようよ!
現代版人情長屋に寄っといで!

イノセントおやじ

2010-04-25 | 友人・仲間
今日は、朝からとても良い天気でした。





4月4日の復活祭以来、三週間ぶりにミサに与りました。

こんな良い陽気の日は、ぜひ歩いて教会まで行こう!と考えました。

教会までは早足で二十分です。往復で四十分。これなら立派なウォーキングだ!

というので、ひと月くらい前に「ジーンズメイト成城店」で買ったバッグを肩に引っ掛けて教会に向ったのです。





さて、昨日の「中年男互助会議」は、とても面白かったです。

ケアマネジャーで鍼灸師でブラジリアン柔術有段者のカマタさんと、12年前の復活前夜祭で私と同じ教会で洗礼を受けたシナガワ君、そして私の三人が会議のメンバーです。

カマタさんもシナガワ君も、私の親友です。

でも、二人はお互いに面識がありませんでした。

カマタさんは私と同じ年で、シナガワ君は私より三、四歳若いのです。

まあ同世代なのですが、シナガワ君にとってはその「三、四年の違い」がとっても大きいらしい。

ふっふっふ。観念できないんだねエ。まあ、それが人間だ。



でも、この二人ならきっと上手く行くぞ…と思ってました。

それが、想像以上に上手く行ったのです!

二人とも大人だし読書家だし、色んなことを越えて一人で生きてきたからネ…。



文学・映画・宗教・柔術…など、話は弾みました。

私は初めは仲人のような料簡になって気を揉んでましたが、すぐに安心し、戯れに「お題」を上げたりしました。

「今まで観た映画でベスト3を挙げよ」

「好きな作家を三人って言ったら誰?」

こういうことで盛り上がれるなんて、まるで学生みたいじゃないですか。

いやあ、良いなあ。楽しかったなあ…。



三人が集まった居酒屋は次第にみるみる混んできました。

それも、あたら若い女性客が多い。

「おいおい、おじさん気が散っちゃうじゃないか…」という風になってきました。

ひとりだとそれも淋しいけれど、三人いれば群集心理が働いて、そんな気分も面白がれる。

やっぱり「長屋づきあい」は大切だ!





そもそも、私たちの「中年互助会」は、四人の男たちによって始められました。

私、シナガワ君、英語教師のオオモリさん、出版社勤務のカワサキ君です。

そのうちのカワサキ君が、去年の春、新潟に異動になりました。

私たちは、驚き、案じました。

カワサキ君は我がチームの最年少とは言え、四十代半ばの中年ド真ん中です。

それが、イキナリ知らない土地に異動になるなんて…。

カワサキ君はそんな私たちの心配をよそに、好きなワインとマラソンを楽しみながら新天地で生活を始めているようでした。

どんなときもグチや泣き言をこぼさないカワサキ君ですから、明るい便りを伝えてきてくれて、私たちも安心していました。

ところが、そのカワサキ君が、難病に罹って入院することになったのです。

そうなってみて初めて、カワサキ君がいかに私たちのチームに掛けがえのないキャラクターだったかに思い至りました。

彼は、本当にめったにいない、イノセンスを心に保持し続けた中年男性なのです。

私が焼酎オヤジと縁を切れないことをブログで愚痴るたびに、「モトイさん、ボクも同じですよ。休みは朝からワイン飲んでますよ」とメールしてくれました。

私はそれに癒されましたが、今考えれば、それは彼の「ストレス告白」だったのかも知れません。





カワサキ君、がんばれ!ボクらは祈ってるよ!

いや、がんばることないか。

君は、今まで充分にがんばってきたんだから…。





主よ!








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