闘う車内

久しぶりに超満員の通勤電車に乗った。

 

今日は研修のため都心に行かなければならなかった。

もともと満員電車は大嫌いなので、かなり早めに家を出た。

小田急線の我が最寄り駅から新宿までの各駅停車は、さすがにあまり混んでいない。

そして中央線東京行き快速に乗り換えて…、と階段を駆け上った。

すると、「東京行き快速が発車します！」というアナウンス。

見ると、どの車両もドアから乗客がコボれんばかりの超満員状態だ。

普段の私なら、「次にしよう」とアッサリ諦めただろう。

だが今は「上がって」いて、イケイケの状態になっている。

同じようにガッツで乗り込む女性の後に続き、車内に体を押し込めた。

ヒラメのような態勢になりながら「自分は闘ってるゾ」と、内心満足だった。

目当ての四ツ谷に着いたが、降車ドアは反対側だ。

でも、何とか降りてやろうと思って体を翻した。

すると、コワイ目つきで、私の前に乗り込んだ女性が睨んできた。

特に体に変な接触をした覚えはないが、この満員電車に入り込むくらいの女性だから、アグレッシブな性格なのだろう。

普段の私なら、ビビるところである。

だが、何しろ今は「ゼッコウチョー」状態にある。

「お互いさまじゃん？」という了見で、睨みかえしてしまった。

四ツ谷のホームにも余裕で降りれたし。

ハハハ…。

 

つまらない報告でございました。